インタビュー
○○党公認の××でございます。朝早くからお騒がせしておりますが、、、、××でございます。××でございます。
××でございます。と名前ばかりを連呼しながら宣伝カーが走り回っている。自民党と民主党と共産党の候補者の名前をそれぞれ10回くらい聞かされて事務所に顔を出す。
昨日の「来年からのイベント企画話」は、大石さん以外にも信頼する数人の友人に送っておいた。さっそく、企画しましょう!いつでも声かけて下さい!とのメールが帰ってきていて関心の高さがうかがえた。
サンケイ ビジネスアイ紙の土曜日に掲載されている「けいざい交響楽」という記事のインタビューを受ける。
この記事は「起承転結」スタイルで構成されていて、今回のテーマは音楽配信ビジネス。「起」は当然ながら8月4日以前8月4日以降という言葉がすでに存在するアップル社のミュージックストアのスタートで、いよいよ日本でもはじまりましたが、、とインタビューは始まった。
配信関係のインタビューに答えるに一人では心もとないので「データリーフ」社の若き代表者の高橋君がインタビューを受け現状を語り主に答え、こちらは少し俯瞰で音楽業界全体の未来を予報するという役柄だった。
ミュージックストアは、コンピューターさえあれば、家にレコードショップがあるようなものだから、小笠原諸島に住み暮らす我が友人たちにとって最高の贈り物になるだろう。彼等は海を愛し自然を享受し人を愛し家族を愛し音楽を愛しているが、小笠原諸島にはレコード屋はない。人口千数百人の町ではレコード屋という商売はなりたたないのである。日本のマーケットは音楽に限らず、人口の集中する東京を中心とする首都圏であり関西圏であり中部圏であり、人口過疎地はマーケットではなく、どんなに音楽を愛する人々がいようとも、情報も送られず相手にもされていなかったのだ。ミュージックストアには情報が満載され、どこでも誰でも手軽に音楽を買うことができるのだから、画期的である。革命的でもある。朝な夕なにサーフィンを楽しむ我が友人たちは、はたしてどんな音楽を手に入れるのだろう。きっとオリコンチャートの1位のヒット曲ではなく、アコースティックサウンドのスイートなバラ−ドではないだろうかと想像する。ジ二—ビーチで太平洋に沈む夕日を眺めながら恋人たちは、アコースティックギターの奏でる切なく悲しいメロディーに愛と友情を確かめあうのではないだろうか。