200年10月29日
やっぱり忘れてきた。
出がけに奥から声がかかって○○を××してほしいと頼
まれた。朝9時半の新幹線に乗るのに、早く目が覚めた
から、大人の朝はこうでなくちゃいけないとコーヒーを
沸かしてヨーグルトを食べてフルーツなんか皮剥いちゃ
って余裕かまして飯食っていて気がつくと少し急がない
と危ない時間帯になっていた。玄関で靴を履いて、荷物
を持って本を片手にさあ出かけようとしたそのときに声
がかかったのだ。履いた靴の紐をほどいて(今履いたば
かりの靴を脱ぐのはなんとめんどくさいことか。森山良
子さんはコンサートのMCで、出かけようと靴を履いた
時に忘れ物に気がついた。あなたならどうします? と
いうのがあった。ステージで森山さんご本人が言ってお
られたことだからここに書いても問題ないと思われるが、
森山さんは、時として片方の靴だけ脱いでけんけんで取
りに行く事もあるがホントに急いでいるときは靴のまま
スリッパを履き忘れ物を取りに行くとやって会場の爆笑
をかっていた)で、履いた靴の紐をほどいて脱いで居間
にもどりテーブルの上にあるという○○を捜すが手間取
ってしまい、今度は大あわてで家を出た。
時間には間に合った。新幹線の座席に座り、そこで手に
何も持っていないことに気がつき、たしか本を?・・・
いや待てよ。カバンに入れた覚えはないけど入れたのか
もと確かめても本はなかった。持って行こうと思ってい
た本は玄関に置きっぱなしにしたようだ。
出発まで8分ほどあったからキオスクでなにか読める本
をと捜すうちに細木数子の××運命学などとくだらない
本に混じり小池滋著「余はいかにして鉄道愛好者となり
しか」という本を見つけた。鉄道に乗るときに鉄道関係
の本を読むのも、南フランスのちいさなホテルのバーで
ペルノーの水割りを飲むのと似ててマッチングがよろし
いかもと勝手に解釈して本を買って席に戻ると同時にの
ぞみは出発した。鉄道ついでといってはナンだが、JR
東海の葛西相談役が書いた国鉄民営化についての本も買
った。マッチングが面白いというだけで買ったこの2冊
が、もの凄く面白かったのだ。葛西氏の本は分厚く紹介
するには膨大すぎるので、もう1冊の本を紹介したいと
思うが、ここにきて時間が無くなった。そろそろリハー
サルが始まる東京厚生年金会館に急がねばならない。今
夜は布袋のコンサートである。ちょうど時間となりまし
た。この続きはまた。