2009年1月6日
謹賀新年。
あけましておめでとうございます。
穏やかな充実した1年になることを祈念いたします。
休みともなれば早寝早起きで、さいわい関東地方は天気
に恵まれ、年末年始は毎朝日の出を拝んでいました。
例年の寝正月を返上したわたしは、朝も早よから雑煮を
作り、スパゲッティーを作り、フルーツジュースを作り、
温泉に入り、友人宅へ出かけ釣れたてのカワハギをご馳
走になり、神社に詣で古いお札を返し、新しいお札をも
らい、推理小説を買い込み読みふけり、娘のボーイフレ
ンドと酒を酌み交わし、くだらないニュースばかりを吹
聴する新聞も読まず、まことに悠々自適の正月でありま
した。
テレビも見ずですが、東京箱根往復駅伝だけはかじりつ
いて観戦しました。自宅の部屋の窓から遠くに富士山が
望める。
あそこに向かって走っているんだな・・・
と若きメロス達を応援しつつ、戦国時代といわれる駅伝
を楽しみました。我が母校、古豪明治大学の40数年ぶ
りのシード権獲得という、もうひとつの楽しみもありま
した。後輩に負けず不肖の先輩も頑張らねばであります。
あと1つは、北野武の20年に1度の遷宮の年に当たる
伊勢神宮参りの番組でした。
武氏の、
「あそこに行くと、商売が繁盛とか健康祈願とかなにか
をお願いをするという気持ちにならないんだよ。神域
に神が住まうという信心をもっている人々に守られて
いるここにくると、ただただ無心で深く頭を垂れるし
かないんだよ」
という言葉が印象的でした。
また、神官の、
「世界中にある古代の遺跡はほとんどが巨大な石ででき
ています。それは素晴らしい物でありますが、文明が
滅ぶと、いったいどうやって作ったのかという技術も
失われてしまいます。ここ伊勢神宮は古代以来20年
に1度宮の立て替えをしていることによって、古代か
らの建築様式が現代に受け継がれています」
という言葉も印象的でした。
今年は是非遷宮された若宮を訪れたいと思いました。
今朝は赤坂山王にある日枝神社に初詣し会社は始まりま
した。事務所のデスクにうずたかく積まれた年賀状を見
ながら、各社の皆さんから送られた今年にかける意気込
みを自分の力に換え、1年間、また頑張る所存でありま
す。本年もどうぞよろしく。