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プロフィール
糟谷銑司(かすやせんじ)
愛知県岡崎市出身

長渕剛、BOOWYのマネージメントを経て、(株)アイアールシートゥコーポレーションを設立。
布袋寅泰、今井美樹らが所属。
平成15年7月から平成19年6月まで社団法人音楽制作者連盟理事長に就任。
文筆活動は、出身地の岡崎に由来して「糟谷岡崎堂」で行う。
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墨絵の中の赤いバラ

2009年2月2日

雨の週末。
遠くの風景は灰色に染まり、島も海も山も雲色に溶け込
み、まるで墨絵のようだった。
いつもは朝の陽の溢れる居間は眩しくなく本を読むには
絶好の日和だった。
手にした本は出久根達郎著:古本供養。
この本は2008年12月30日刊行で、年末正月の休
みに読もうと買ったものだがなぜか手につかず1月の末
にやっと読み始めると、いや、おもしろい。
自分にとっておもしろいおもしろくないには基準があっ
て、本そのものがおもしろいのは言うまでもないが、そ
の本を読んでいると別の本が読みたくてしかたなくなる
という本がおもしろいのである。
この古本供養は古書店の主人でもある出久根氏が本につ
いて書いた随筆なので、登場する本や作家の紹介外伝と
もいうべき側面をもっている。随筆話はおもしろくとも
登場する本がおもしろそうでなければこの本はおもしろ
くないということになるのだが、まだ読み終わらないう
ちに書店に走り、登場した本や作家の本を数冊購入した
のだからとてもおもしろいのと言えるのである。
ついでですが、岡崎堂という号は、
「古本屋をひらくとすればこの屋号」
ということで付けた名前ですが、以前、出久根氏の古本
屋について書かれた本を読んで、いくら本の虫だからと
言って商売で本を取り扱う古本屋になるのはこりゃ無理
だと悟ったことがあります。
べつの言い方をすれば、長年本にいそしみ、その本の価
値を知っているとは云え、それは自分にとっていかに内
容があったかという価値観であり、その本が世間一般に
とって「いくらの値付けができる商品であるか」は、若
い頃から修行をして初めてできることだと知ったという
ことです。だから、岡崎堂書庫はあくまでも個人のもの
であり、世間様に向かってひらいているものではないと
悟りました。
同じく年末に買った本の中に山本一力氏の
「損料屋喜八郎 始末控え」
がある。年末に購入した本ついでにと、喜八郎物も並行
して雨に煙る週末読んでみた。出久根氏を一編読むと山
本氏を一編読む、という具合に読んだ。
友人のYが、山本本をめざとく見つけ、

「読み終わったのなら貸してくれ」

と過日云ったけれど、自分が読んでおもしろくない本を
人に貸すことはいやだから、

「まだ読んでないから、おもしろかったら貸すよ」

と答えておいたが、この山本氏の喜八郎物もYに貸し出
すことになるのだろう。
喜八郎の営む損料屋とは、今で云えばレンタルショップ。
祝言があれば紅白の幕を貸し出す。
店の開店披露があれば金屏風を貸し出す。
と、普段の生活上では家や店には置いていないあらゆる
物を貸し出す。新規で購入するよりかははるかにやすい
値段で貸し出すという商売で、江戸時代では損料屋と呼
ばれた。
この損料屋を営む喜八郎は元は御家人・武士で、北町奉
行所の米を扱う部署(徳川家の家来の旗本や御家人の給
料を扱う部署)の役人であったという設定で、江戸幕府
の御用達札差(支給される米を換金するいわば町金融屋)
にからむ不正をいかにあばくかという物語である。
作品は当時の資料が良く読み込まれている。佐藤雅美氏
が読めば読むほど敵わないと思った藤沢周平作品が、資
料を読みに読まれて書かれていることに気づき、これな
ら自分もできる! と作家の道を歩き始めたとどこかに
書いていたが、山本氏も藤沢、佐藤両氏に負けないほど
当時の資料を読み込んでいると見た。そして、その物語
は現代とはちがう犯罪のあり方であるが、物語の進行に
ひじょうに安定感がある上に人物がいききと書かれ、顛
末が心地良いという独特の山本ワールドを構成していた。
たまたまに過ぎないが、喜八郎が活躍する時代は寛政時
代。田沼意次の商業経済政策から松平定信の寛政の改革
により農業経済政策にかわった時代で、世はたいへんな
不況の時代であった。この不況感は現代にも通じる。麻
生首相は100年に1度と云ったけど200年前にもあ
ったのだ。不況の時代特有の犯罪が語られるのである。
よく知られたことだが、御当人の山本氏も深川富岡八幡
宮門前の冬木町に住み作家活動をされているから、物語
の舞台の門前仲町、深川不動、冬木町、木場などがいき
いきと書かれていて、おなじく下町に住み新年の初詣は
一家揃って富岡八幡宮というわたしにとって馴染みが深
いのである。深いのであるが、これまたなぜか買っただ
けでなかなか手に取らなかったのだが、ミレニアムには
まったついでに外国のミステリー物ばかり読んでいたこ
こ数週間だったから、墨絵のような風景の中、揺り戻し
のように江戸時代物・山本作品に手をだしたのである。

1日中本に没頭していた2月1日は布袋の誕生日。
赤いバラを贈ったが、布袋からありがとうというお礼の
メールが来て、布袋ブログに、贈った赤いバラが写真で
掲載されていた。
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by kasuya_senji | 2009-02-02 13:26 | Comments(0)
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