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プロフィール
糟谷銑司(かすやせんじ)
愛知県岡崎市出身

長渕剛、BOOWYのマネージメントを経て、(株)アイアールシートゥコーポレーションを設立。
布袋寅泰、今井美樹らが所属。
平成15年7月から平成19年6月まで社団法人音楽制作者連盟理事長に就任。
文筆活動は、出身地の岡崎に由来して「糟谷岡崎堂」で行う。
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2005年10月30日
おとコトひろば

日曜日は、代々木体育館そばにある渋谷BOXXで行なわれた『おと
コトひろば』というイベントに参加しました。
『おとコトひろば』は、音楽制作者連盟とNP0法人CANVA
Sが共同で主催したキッズプログラム「小中学生作詞作曲コンテ
スト」のことです。

サッカー協会の川淵会長から、キッズプログラムの構想を聞かせ
ていただいたことがあります。サッカー協会はサッカー文化の広
がりはサッカー人口に比例すると定義付けていて、小学生以前の
幼児にむけたキッズプログラムを実行している。協会職員や現役
プレーヤーが参加し、広場でボールを蹴りながら楽しく遊び、子
供たちにサッカーの面白さを知ってもらう。
子供たちは、将来のプレーヤーや協会役員や教育の現場を担当す
る学校の教師や報道をするジャーナリストやある者は政府行政官
となるかもしれない。またある者はレストランのオーナーとなる
かもしれない。子供たちは、サッカーだけでなく、あるとあらゆ
るジャンルの仕事をしていくだろう未来の候補者である。
そして、子供たちが大人になった時には、ありとあらゆる分野に
サッカーの理解者がいることになります。こういった人々がサッ
カーを愛し応援するということで、サッカーは文化として定着す
るのです。50年100年構想という長期計画であるのです。

と聞いたときは、この時代に100年先を構想している人々がい
るということに、正直大変驚きました。
我々も、ただただ驚いているばかりではいられません。
音制連もCANVASと共同で、未来の音楽文化を作り出すキッズ
プログラムの構想に着手しました。サッカー協会の長期計画の
『サッカー』という言葉を『音楽』に読み替え、リスナーやア
ーティストが一緒になって創り出す音楽文化の創造が目的です。
サッカー協会のような大きな予算があるわけではありませんの
で、まず、我々ができるところからスタートです。

それが、10月30日に開催された『おとコトひろば』です。
フジテレビの夕方のニュースで取り上げて報道をしていただきま
したので、御覧になった方もいるかも知れません。5月5日のこ
どもの日から受付を開始し、400組以上の応募があり、その中
から厳選された14組の未来のアーティストが出演しました。
どの作品も夢や未来に溢れ、大変楽しいイベントでした。子供達
の自由な発想はホント素晴らしいものです。
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by kasuya_senji | 2005-10-30 23:04 | Comments(0)
2005年10月29日
お大尽の旅

7月に東京に新婚旅行に来た甥っ子が、新妻を伴い自宅を訪問し
てくれた時、気になることを言っていた。

「披露宴の時、お爺ちゃん元気がないようだった」

爺さんとは私の親父のこと。数年前に大病をし、数カ月入院した。
退院後は、私が田舎に帰省する度に最寄りの駅まで自分で車を運
転し、迎えにきてくれるまでに回復している。
その親父が元気がないという。気になったので、7月に岡崎の実
家に様子を見にいった。人が大勢いるところでは、やっぱり疲れ
が出るが、普段はそんなことはないよ。心配してくれてありがと
うと親父は元気そうだった。
岡崎に行くのに、新幹線と名鉄電車に乗り継いでいくつもりだっ
たが、面倒な気がしたので、東京〜岡崎を車で行き帰りした。
それで、その時に利用するはずだった東京名古屋間の新幹線の往
復の回数券が手もとに残っていた。

「今月中です。回数券の使用期限は」と会社のスタッフから言わ
れ、このまま使わないで捨てるのももったいないなと思い、休み
を利用し、お大尽ごっこをすることにした。

『昼飯を名古屋に食いにいく』というのがそれである。

昼飯は「味噌煮込みうどん」「カレーうどん」「鰻の櫃まぶし」
かのいずれでもよかったが、7月に名古屋に行った時は、土用の
鰻の日にぶちあたっていて鰻屋はどこも満員で、鰻屋を何軒も回
った挙げ句、鰻を食いそびれている。
食い物の恨み晴らさでおくものか。とお大尽としては昼飯は鰻と
決め、名古屋日帰り昼飯の旅に出た。かみさんには「ちょっと用
事で名古屋に行ってくる。夕方前には帰る」と言って出かけた。

読みかけの本を一冊だけ持って東京駅に。車内は空いていた。旅
気分としてはたいへんよろしい。ゆっくりと煙草をくゆらしコー
ヒーを飲み、本を読んだ。腹を空かせ、名古屋に着くと小雨が降
っていた。
有名店の「蓬莱」は名古屋駅から離れている。そこまで行って待
たされちゃ適わない。お大尽に行列は似合わない。街なかにある
馴染みの鰻屋「以ば晶」に直行。
昼過ぎだったので、この店も混んでいたが、間もなくテーブルに
案内された。お客さんの中には晴れ着を着た子供たちもいて、ど
うやら七五三の宮参りの帰りの家族食事会であるようだな。
まずは、お櫃から鰻と鰻のタレがしみ込んだ飯を茶わんによそる。
あまりの美味さにあっという間に平らげ2杯目に突入。3杯目は、
ワサビをのせネギをのせ「卯な茶漬け」にしてかき込む。
食った食った。お大尽腹一杯だぞと。まわりの客は皆名古屋弁を
喋っているから、東京から昼飯だけ食いにきた客は俺だけだぞと。
お大尽満足満足だぞと。
せっかく名古屋まで来たついでに、あそこにも寄ろうここにも行
こうなどという考えはお大尽に反する。昼飯を食いに来たまでな
のだ。さっさと勘定を済ませ、名古屋駅に直行し、新幹線の車内
でコーヒーを飲み煙草を喫い本を読み東京に戻り、休日の小さな
お大尽の旅は終了した。あいにくの空模様で富士山が見えなかっ
たのは残念だったが。

余談:名古屋駅から鰻屋まで乗せてもらった同じタクシーに鰻屋
からの帰りにも乗り合わせるという偶然に出くわした。
「あれ?もうお帰りですか」と聞かれたので、お大尽ごっこして
飯食って帰るだけですと言うと、そりゃようござんしたねえと大
笑いしてくれました。お大尽も一緒に大笑いしました。
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by kasuya_senji | 2005-10-29 16:19 | Comments(2)
2005年10月27日
酸素カプセル発見

酸素カプセルを経験しました。
麻布十番を歩いていたら「酸素カプセル」の常備されたリラクゼー
ションルームを見つけた。

「酸素カプセルとは、高気圧・高濃度酸素が充実したカプセルの中
 で、寝ているだけで体に有益な酸素を取り込めるカプセルです。
 現代人の疲れた心と身体をを癒し、本来の身体が持っている力を
 高めることで、健康を取り戻すサポートをいたします」

と案内に書いてある。
この設備は、2002年のワールドカップを直前にして怪我をした
イングランドチームのベッカムが、日本にこの設備がないからと、
わざわざイギリスから日本に運び込み、高濃度酸素を体に取り入れ
体力を回復し怪我の治療を早め、ワールドカップをプレーしたこと
で一躍有名になった。いよいよ日本にも上陸したのである。

私は現代人であり疲れた心と身体を癒さなければならない。
さっそく、カプセルへ直行した。
ただ、カプセルに入って空気孔から送り出される高濃度酸素を寝な
がら呼吸していればいい、という簡単なもので、1時間のコースの
内、40分は眠っていた。
時間が来て起こされたが寝覚めはさわやかで、なんだか、身体が軽
くなったような気がした。その夜は、早めに寝たが、翌朝9時まで
ぐっすりと休めた。
気のせいかもしれないが、効果があるかもしれない。
そんなの気休めに過ぎないよ。という声も聞こえるようであるが、
この世の中に気が休まることがどれほどあるだろうか。
気が休まらないから、現代人は心も身体も疲れるのである。
音楽を聴いて気を休めるように、酸素をすって気を休めよう。
しかも眠てりゃいいのだから、こんな休まり方は大歓迎だ。

女性にはダイエットにも効果があり、美容にも良いとのこと。宣伝
活動はするつもりはないが、あなたの町で、そんなカプセル屋さん
を見かけたら、一度は休んでみたらいかがですか。
化粧ののりが違うそうですよ。
そこの貴女。お疲れではありませんか。
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by kasuya_senji | 2005-10-28 17:06 | Comments(4)
2005年10月26日
北千住

今井美樹ツアーが、11月の末から始まる。今日は、綾瀬にあ
る照明会社の倉庫に、舞台制作スタッフが集合し、ある素材と
光の関係について実証実験を繰り返した。我々の期待以上の効
果があることが分かり、最終的に舞台上でどう使うかは宿題と
しながらも、このアイデアを採用してみようと確認し解散した。
綾瀬まで来たついでに、舞台監督の江坂の案内で、彼の地元の
北千住で飯を食うことにした。

北千住は江戸時代からの宿場町で、奥の細道の旅に出た芭蕉が、

「行く春や鳥啼き魚の目に涙」

という不思議な句を北千住で詠んでいる。
春に送られるように奥州に旅立つ芭蕉に鳥が啼いているという
情景は分かるが、魚の目に涙というのはどういうことなんだろ
う。
昔から「魚の目に涙」は様々に解釈されてきたが、北千住に住
む芭蕉の弟子でありパトロンでもある大手魚問屋の主が、旅行
く芭蕉に別れを告げる時に、涙した。という一説が一番分かり
やすい説である。芭蕉の足跡を訪ね隅田川から舟を仕立てての
んびりと行きたいところではあるが、いずれにせよ昔から一度
は訪れたかった。

駅近くに、ピンサロやスナックや焼き鳥屋や蕎麦屋や串揚げ屋
などが狭い道をはさんで立ち並び、あちらこちらに客引きが立
ち猥雑な香りのする、まるで映画のセットのような古くからの
飲食街があった。その中のモツ焼きやでまずは一杯。
江坂のおすすめはホッピー。ホッピーに不馴れな当方はビール。
スタミナ焼き、しろ、ぎんなん、ポテトサラダ、煮込みをツマ
ミながら、狭いテーブルを囲んでわいわいがやがや。
狭い店内は足の踏み場もないくらい客で混んでいる。
儲かっていそうやなーこの店は。
江坂が「カガマス」と呼ぶ主人の酔客の扱いの上手いことに感
心する。そして、1杯目より2杯目。2杯目より3杯目と、注
文する毎に酒の量が少しづつ増えるというナイスなサービスも
みそで、こりゃ繁盛するのも当然である。
ちなみに、酒係の若い衆はベーシスト。カガマスは渋いノドの
ブルースシンガーだと江坂から聞いた。

ロッテは、千葉にフランチャイズを移す前は仙台がフランチャ
イズで、その前は、北千住から隅田川を挟んだすぐ隣の荒川区
にあった東京スタジアムをフランチャイズとしていた、
江坂も、子供の頃は親父に連れられて東京スタジアムで試合を
観たそうで、荒川区足立区界隈の下町には根強いロッテファン
も多いという。
店の片隅の高いところにあるテレビでは、日本シリーズを放映
していた。店ががやがやと騒がしくテレビの声は聞こえなかっ
たけれど、3ー2の接戦をものにしてロッテの優勝が決まった
時には、皆大喜びしていた。いい時にいい場所に居合わせた幸
運に乾杯する。

もつ焼き屋を出て、ジャズバーへ。このバーは初めてきたのだ
けれど、江坂からも大学時代の同級生の高橋からも、このバー
の話は聞いていた。高橋の千住時代の行きつけのジャズバーが
ここで、このバーで高橋と江坂は、たまたまカウンターで隣同
士に座った時、

「仕事は何?」
「舞台監督やってます」
「そういえば、俺の大学の同級生の糟谷って奴が音楽の、、」
「それです!その仕事自分してます」

と知り合っている。
高橋は、若い頃から何かにつけ才能があった人で、今は、綺羅
光というペンネームで売れっ子作家となっている。
バーから綺羅先生に電話をかけた。

「元気か?今、君が大暴れしていた例の北千住のバーで一杯飲
 んでるよ。君が引っ越ししてからは、このバーで喧嘩騒ぎが
 なくなって、皆さん平和であるそうだが、あの狂おしかった
 日々をみんな懐かしがってるぞ」
「ハハハハハハハ。俺は俺で引っ越し先であたらしいバー見つ
 けて、そこでは相変わらず大盛りあがってると伝えておいて
 くれ。ところで来年の始めに俺の全集が出ることになったよ」

綺羅先生のお書きになる本は、フランス書院から発売されるエ
ロティック小説だから、全集をもらっても家には置きにくい。
贈ってもらわなくてもいいぞ、と言う前に綺羅先生、

「ということだから、10冊くらい買って売り上げに貢献しろ」。

綺羅先生と年内の再会を約束し、バーを出て、また客引きに袖
を引かれつつも振り切り、もう一軒はしごをした。同じ東京で
はありながら初めていった場所だから、江坂のナイス案内で北
千住のちいさな旅を満喫した気分だった。
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by kasuya_senji | 2005-10-27 18:00 | Comments(3)
2005年10月24日
眼鏡とアガシとブーちゃん

『チャーリーとチョコレート工場』のパンフレットを、つい買い
忘れてしまった。おけいさんが、これから観にいくと言うのでパ
ンフを買ってきてもらうよう頼んだ。
「おもしろかった〜」と、おけいさんはわざわざ事務所までパン
フを届けにきてくれたが、いざ読もうとすると、眼鏡がない、、、
どこを捜してもない。またやっちまったようだ。本年3度目であ
る。トホホ、、、

あんなに大事に肌身離さずよう手もとに置いていたのに、、、と、
しゅんとしているのところに東京に来たついでにと事務所に顔を
出したKが見るに見かねて、

「また買えばいいじゃないか。佐藤剛さんは、あんなものはなく
 すもんだといってただろう。今度はなくしてもいいように2つ
 買っとけ。眼鏡なんかでグズグズするな。ビールでも飲むか。
 焼き肉でも食うか。たまには奢るぞ」

と誘ってもらって、いざ焼き肉屋へ。
ビールを一杯飲むと少しだけ気が晴れてきた。焼き肉やのママに
愛想をつかって、

「ママさんは、若い従業員のお姉さん方を使っているからこの店
 じゃオモニ(韓国語でお母さん)だけど、俺から見れば十分若
 い。韓国語で若いお姉さんはなんて言うんだい」
「アガシといいます」

Kは調子がいいやつだから、なにかにつけアガシアガシと呼んで
ママさんを喜ばせていたが、アガシにホルモンを頼むと、

「そういえばブーちゃん。あの店のホルモンは美味かっなあ」
と、金沢の鱗町の先を右に折れ犀川を渡った住宅地のなかにポツ
ンと建っていた一軒家のようなバラックのような焼き肉やの話を
しだした。
「シロだろ。あそこではホルモンじゃなくシロと言ってた」
「そう。シロ。真っ白い色してたなあ」
「やわらかくてなあ」
「七輪の上のジンギスカン鍋に、その上からシロをどばっと乗せ
 るとジューと音がして煙が立って、しばらくして醤油とニンニ
 クの香ばしい匂いがし出したらシロの食いどころだったな」
「火が軽く通ってシロがくる〜と丸くなりだしたら食い時。でも
 ありゃたしか生焼けだったよな」
「噛まずにつるっと呑み込むように食ったな」
「いくらでも食えたな。いいホルモン使ってたなあ」
「店のおっかあは生でも食えるとゆうとった。屠殺所から直にも
 ってくるような事もいってたぞ」
「そんなことできるのか?横流しじゃないのか」
「知り合いでもいたんだろう屠殺所に」
「じゃあロースもカルビもその口か」
「そういえば、ロースとかカルビとか食ったことがないぞ」
「食ったことないどころか、一度おっかあにカルビといったら、
 そんなもんは置いてないと言われたよ」
「シロか、、、2度と食えないと思うとよけいに食いたいね」
「店閉まって何年になる?」
「ずいぶん経つなあ。お前が若かりし頃だ。通ったのは」
「Kさん。あんたは俺より一つ上だ。お前がじゃなくて我々が若
 かりし頃だろう」
「ところが俺は目は丈夫なんだ。お前のように乱視君じゃないか
 らな。眼鏡はいらないんだ」
「おいおい。気にするなゆうたんはあんただろ。くさらすなあ」
「そうだったな。ま。飲も飲も。アガシ。人参酒くださいな」
「はいはい。てもうちのホルモンもおいしいよ」
「そうだったなあ。焼き肉屋にいること忘れてたよ。ガハハハ」

かって金沢にあった幻の焼き肉や「ブーちゃん」。住宅地の外れ
に、裸電球がポツンと灯っていた風景がいつまでも忘れられない。
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by kasuya_senji | 2005-10-25 20:21 | Comments(1)
2005年10月23日
濃霧の土曜日と日本晴れの日曜日

日本シリーズ第1戦。
淡々と進んでいたゲームは終盤になって動いて止まった。ヒット、
バント、長打にホームランが飛び出し、阪神の先発井川をマウン
ドから引きずり降ろし、さらに代わったピッチャーからベニーが
ホームランを打ち、ロッテが一気に流れを支配した7回、濃霧で
ゲームは中断した。
中断中にも霧はますます濃くなり、30分後に球審がゲームセッ
トを宣言し、ロッテの勝ちとなったが、濃霧でのコールドゲーム
は日本シリーズ史上初めてのことだった。

だいたいロッテというチームは、パ・リーグの常勝チームではな
いが、どういうわけか5位であっても最下位であっても、不思議
とペナントレース終盤は強いチームで、優勝を目前にしたチーム
を苦しめてきた記憶がある。

2週間もゲームから遠ざかっていて投打が噛み合っていない阪神。
もともと終盤戦が強く、そしてプレーオフを勝ち進み運も味方に
つけた感のある若いチームロッテ。
2戦目も勝って、流れは完全にロッテだが、
「4連勝してマリンスタジアムには戻ってきません」(今江選手)
などと言わず、もう少しゲームを楽しませて下さい。

濃霧の翌日の日曜日。昨日のお天気が嘘のように晴れ渡っていた。
夏からの湿気もいよいよ少なくなったようで、空気は澄み家から
西の方角に、遥か遠く富士山が見えた。
部屋と富士山との間には、東京のビルが横たわっていて、北斎の
「富嶽三十六景」や広重の「東海道五十三次」に描かれた富士の
風景ではなかったが、遠景の富士そのものがなんだか浮世絵っぽ
く見えたから、藤沢周平の捕物帳シリーズ・彫師 伊之助捕り物
覚え『ささやく河』を読んで、江戸情緒にたっぷりと浸かりなが
ら休日を過ごした。

この捕物帳の主人公の伊之助は、作者の藤沢さんの言葉を借りれ
ば、お上から十手を預かる銭形平治や人形佐七と違い、言ってみ
れば個人で捕り物に参加する私立探偵といった役どころで、英米
のハードボイルド小説の主人公と似ている設定だそうだが、ハー
ドボイルドの本質は非情で江戸物の人情とはそぐわないから、そ
の分だけ、主人公をとりまく江戸の町や人々が情緒たっぷりに書
かれている。藤沢さんの市井ものは、町や人々や河や季節がしっ
かりと書かれているが、この伊之助シリーズは、その点でも特筆
ものだと思う。久しぶりに読書三昧の一日でした。







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by kasuya_senji | 2005-10-24 17:20 | Comments(4)
2005年10月22日
谷崎潤一郎賞授賞式

昨日の金曜日は、いくつかの会議に出席した後、夕方6時からパレ
スホテルで行われた「中央公論社主催:谷崎潤一郎賞」の授賞式に
参加しました。
町田康さんの『告白』が受賞し、ご招待を受けてのことでしたが、
出版社の授賞式には出席したことなどなく、参加する方々はいった
いどんな顔ぶれであるかと興味もあり、参加しました。

予想した通り、参加者の誰も面識のない方々ばかりでした。数名を
除いて。その数名は、町田さんの音楽でのマネージメントをしてい
る東村さんと現場マネージャー。そして阪本順治監督でした。
阪本監督と町田さんは、阪本さんが未だ監督になる前のアシスタン
ト時代に『爆裂都市』という映画で、石井聰亙監督の下で美術担当
をしていて、その映画に出演したパンク歌手:町田町蔵さんと知り
合ったとのこと。

受賞の祝辞に、選考委員をつとめた筒井康隆さんの挨拶がありまし
たが、

「幸いにというか、選考委員は私以外都合で誰も出席されていない
 ので、選考暴露話をします。私は、この作品を読んだ時から、委
 員である『○谷○一』氏は絶対反対するだろうなと思っていまし
 たので、選考委員会では、いかに○谷さんを説得するかが私の役
 割と決めました。ところが、書評を述べる順番が○谷さんのあと
 になってしまい、ヨワッタナ、、と思っていると、井上ひさしさ
 んが、この本を絶賛しました。
 そんな訳で、私は淡々とこの作品を推薦すればよいという楽な役
 割になり助かりましたが、○谷さんは、最後まで断固反対を唱え
 ていました。まあ、1名の反対者を持ちつつも、残りの4人の推
 薦で受賞と決まりました。たしかに、小説には、小説たらんとす
 る何事かの決まり事があるのですが、この作品は、そういった決
 まり事から全くフリーでありまして、多少の違和感はあるものの、
 小説が本来あるべく『自由』を見事に実践しているものと感心し
 ております。私だけでなく他の委員の推薦はまさにそのことに尽
 きます。ますますのご活躍を』

と述べられ、爆笑と拍手喝采を浴びておられました。
町田さんは町田さんで、パンク歌手がドレスアップというお姿で、

「お見かけどおりのこんないい加減な者ですが、どういうわけか小
 説だけはまじめに書いてきました。これからもまじめに書いてい
 こうと思います」

と述べられ、参加者から大きな拍手を浴びておられました。
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by kasuya_senji | 2005-10-22 13:28 | Comments(0)
2005年10月20日
LOVE THE EARTH

愛・地球博最大の音楽プロジェクト「LOVE THE EA
RTH」は9月23日の感動を呼ぶフィナーレをもって幕を下
ろすことが出来ました。ささやかではございますが、参加頂い
た方々、協力頂いた方々をお招きして、お疲れ様でしたパーテ
ィーを開催させていただきます。御出席のほどを。

と案内状がとどき、パーティーに参加しました。
会場で、プロデューサーの立川ミック氏や電通の志村君やプロ
ジェクトに関わったスタッフの懐かしき面々と再会。
プロジェクトはトップが布袋で、ファイナルがユーミンでした。
ユーミンのマネージャーの大竹さんとも久しぶりに会いました。
電通の志村君から、パーティーでは是非ご挨拶をと言われてい
た。挨拶はご辞退申し上げますとメールでお断りしておいたが、
志村君のことだから、
「そうでしたか、忙しくてメールはチェックできておりません」
と結局は挨拶をさせられるんだろうなと思った通り、挨拶をさ
せられてしまった。和気あいあいの気楽なパーティーだったの
で気楽な挨拶をさせてもらった。大竹さんの挨拶も軽めでいい
挨拶だった。

昨年の今頃。立川ミックから「万博に出演してみない?」と布
袋&オーケストラの企画を聞かされた。聞いてみれば『ラブジ
アース』のエグゼクティブ音楽プロデューサを努めるエリック・
クラプトンも、日本を代表するギタリストは布袋しかいないと
推薦をしているとのことでもあった。
面白いものになる!と直感した僕は、即、布袋と相談し「やろ
う!」と決めたまではよかったが、さて、プロデューサーとし
て事を進めていくにつれ、交響楽団の契約のありかたなど知ら
ないことも多く、日程調整の中で予期せぬ事も起こり、一度は
「出来ないかもしれない、、、」
とまで考えたが、布袋の
「やる以上は最高のライブをやる!」
という強い思いに引っ張られ、舞台監督の江坂や照明の林さん
やPAの山嵜君や制作の天間や日本フィルの協力を得て実現で
きたが、実現までにはいくつもの山を越えての万博ライブだっ
た。
東京での日フィルとの最終リハーサルの時の布袋の笑顔を見て、
やっとそこで、成功を確信した。
たった1回。入場者は3000人。しかも抽選。という条件の
中。御覧になった幸運な方々は、ご存じだろうが、感動的なラ
イブだった。出演者と観客が感動を分かち合った。その事がプ
ロデューサーとして一番うれしかった。苦労した分、喜びも大
きかった。

あいにく当夜は、3月末だというのに雪が降りだすかという冬
のような寒さで、ライブ終了後の楽屋でギタリストの今剛さん
から「糟谷さん。寒冷地手当をくださ〜い」といわれ、全員で
大笑いとなったが、あの夜がなんだか昨日のことのようでもあ
り遠い昔のことのようでもある。

追記:このライブの映像は、12月7日に発売される布袋の、
『ALL TIME SUPER BEST』にDVDで収録さ
 れています。是非、お楽しみください。
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by kasuya_senji | 2005-10-20 14:27 | Comments(4)
2005年10月19日
初乗り

布袋から、ものすご〜く長いメールが入ったので、ものすご〜く
長いメールを返信しようとしているところに、ETCカードが届
いた。機器は、既に2週間前にとりつけてあるがカードがなくて
使えてない。カードが届くのを心待ちにしていたのだ。
次の打ち合わせまで1時間ある。首都高をくるっと回って事務所
に帰るには、充分な時間がある。メールを返信し終え、さっそく
車に設置してあるETC機器にカードを差し込み、ETCの初乗
りドライブに出かけた。

天現寺ランプのETC専用入り口を徐行すると、入り口を遮って
いたバーがスっと上がり、車内に設置した機器から、
『ピンポ〜ン。料金は630円です』とアナウンスが流れた。
首都高に入り、渋滞情報案内を見ると、珍しく、どこも渋滞して
いない。霞ヶ関あたりまでちょっと初乗り、という方針を変更し、
レインボーブリッジを渡り、お台場で下りた。先の信号を右折し
お台場ランプまで戻ろうとしたが、右折したその次の信号は右折
禁止で、そのまま道はトンネルに入ってしまい青海(おうめでは
なくあおみ)までもっていかれた。
青海地区は、道は広いが、しばらくはどの交差点も右折禁止Uタ
ーン禁止で、なかなかお台場まで戻れない。いっそ左折して、そ
れで方向を変え戻ろうとしたが、左折した先は大きな私有地で工
場や倉庫が立ち並び「関係車両以外進入禁止」と看板に書いてあ
った。どうやら入ってはイケナイところに紛れ込んでしまったよ
うだが、長い直線の道路が延々と続いている。戻るに戻れない。
交通警備の係員に止められ、注意を受け、戻り方を教えてもらい、
やっと、お台場に戻ることができた。お台場ランプではバーがス
っと上がり、
『ピンポ〜ン。料金は630円です』とアナウンスが流れた。

帰路、芝公園の先で目黒方面に入った時には、30分ほどという
予定をオーバーし、そろそろ1時間が経とうとしていた。グッデ
ィーの神林社長とのミーティングに遅れそうでもあったが、そこ
はグッと我慢し、制限速度の60キロで走行していると、どけど
けっ!と言わんばかりに黒のベンツが、方向指示器も出さずに、
右に左に車線を変更し、ものすごいスピードで追い抜いていった。
その時だった。
前をとろとろと走っていた白いセダンの窓が明き、手が伸びサイ
レンを車の屋根に取りつけたかと思うと、ウウウ〜ファオンファ
オンファオンとサイレンを鳴らし猛スピードで黒ベンツを追跡し
ていった。覆面パトだった。

ETCをつけててもつけてなくても交通法規の遵守を心がけまし
ょう。
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by kasuya_senji | 2005-10-19 18:02 | Comments(5)
2005年10月18日
ロッテ優勝!

ロッテ千葉マリーンズがパリーグ優勝した。
常勝西武ライオンズや福岡ソフトバンクよりも31年ぶりの優
勝を目指したロッテを応援していた。

ロッテの好きなところは2つ。

1つは、監督のボビー・バレンタインがメジャーリーグ出身で、
誰よりも『10月のゲーム』がプレーヤー、ファンの夢である
ことを知っていること。
ロッテを解任され失意のうちに帰国し、メジャーリーグの監督
に復帰したボビーは、2000年のワールドシリーズで、ニュ
ーヨーク・メッツを率い、同じくニューヨークをフランチャイ
ズとする常勝ヤンキースと戦い、彼等に勝利し、ワールドチャ
ンピオンに輝いた。
優勝パレードは2百万人のニューヨーカーが沿道を埋め尽くし、
摩天楼からは大雪のような紙吹雪が舞い降りた。そのシーンを
昨日ことのように覚えている。ボビーの日本での見果てぬ夢は、
世界最高の舞台でワールドチャンピオンとして実現したのだ。
ボビーは、私の体に流れる血はドジャーブルーであると言った
ラソーダ監督や、ヤンキース率いるトーリー監督と並ぶ名将な
のである。

2つ目は、ファンが応援団ではなく、まるでJリーグのサポー
ターのようであること。これは新しい。
ゲームに出場する一軍登録選手は25人と決められているが、
ロッテはファンを26人目の選手、背番号26と呼んでいてフ
ァンもゲームに参加しているんだという強い絆で結ばれている
両者のありかたは、応援団ではなく、サポーターである。
巨人が好きで、阪神が好きで、野球が好きな僕も、甲子園や東
京ドームに足を運ぶ度に見るあの大応援団には、ひとつ距離を
おいてしまう。好きなチームに対し暖かいファンと言えば言え
ないこともないけれど、どうも贔屓の引き倒しに写ってしまう
のだ。応援団とサポーターは決定的に異質なものだということ
は、もう誰でも知っていることだと思う。新しくスタートした
球団である日ハムや楽天もロッテを見習って、こういうファン
とチームの関係を育ててほしい。

昨夜は、夜になってけっこうな大雨になり、食事を済ませてタ
クシーを拾う時に、傘を持っていなかったからびしょ濡れにな
ってしまった。帰宅途中の車中で、タクシーの運転手さんから
「ロッテ優勝しましたねえ」と言われ、さっきまでのびしょ濡
れ気分がいっぺんに晴れた。スポーツニュースを楽しみに浮き
浮きと帰った。
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by kasuya_senji | 2005-10-18 15:15 | Comments(3)

 
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