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プロフィール
糟谷銑司(かすやせんじ)
愛知県岡崎市出身

長渕剛、BOOWYのマネージメントを経て、(株)アイアールシートゥコーポレーションを設立。
布袋寅泰、今井美樹らが所属。
平成15年7月から平成19年6月まで社団法人音楽制作者連盟理事長に就任。
文筆活動は、出身地の岡崎に由来して「糟谷岡崎堂」で行う。
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夜歩き
2007年3月30日

桜が一気に満開になった東京。
近くの公園では、茣蓙、むしろ、ビニールシートなど敷き、
車座になり、花の下で宴会をやっていました。なかに、ご近
所の外国人一家の宴会もありました。浮かれますなあ洋の東
西を問わずこの時期は。花を愛でについ夜歩きをしたくなる
のが人情ですが、ちょいとお気をつけあそばせ。

若い頃からの友人で、最近はご無沙汰の某の目撃談が流れて
きました。某とOとNとわたくしは共通の友人で、たまたま
Oが深夜、都内の或る町を歩いていたところ、某によく似た
男が前を歩いていて、横町を曲がって、さる邸宅に入ってい
った。あの後ろ姿は某に間違いない。という目撃談です。
この話は、OからNに、Nからわたくしに伝わった話です。
夜の町を涼やかに歩き、さる邸宅に身を潜める某のドンファ
ンぶりがいかにも匂う話ではあるが、わたくしには、その話
の合点がいきませんでした。そこでNに、
「某はともかくも、そもそも、なしてOは、その都内某所を
 深夜歩いていたのだろう」と書き送ると、Nからの返事は
こうであった。
その昔、甲州街道沿いの或る町で葉巻方UFOを目撃したと
いう男あり、微に入り細に入り様子を語れど、その友人曰く、
「汝、何故夜中にその町に?」
助平が一件露呈したる何ぞ悲しき・・・。
ということですから、花に浮かれ、夜歩きなどするとひょん
なことから、助平が露呈しかねない春の宵でありましょうか。
くれぐれも、お気をつけあそばせ。

というわけで、夜歩きをしないように「ロング・グッドバイ
」を読み続けることにする。北京から、旅行には不適当なこ
のくそ重い長編を持ちこみ読んでいるとメールが入っていた。
当方、北京のヴィクターズにいますというタイトルだった。
おかげで夜遊びが減っていますとも書き添えてあった。
わたくしは東京で、この村上訳の長編を半分読んだところで、
清水訳の同じ本を読みかえしている。なんでそんな読み方を
しているのかは、自分でも説明がつかない。そうこうしてる
内に、チャンドラーの「大いなる眠り」の続編とも云うべき
作品を、チャンドラーの死後、ロバート・B・パーカーが書
いたという作品も手に入れ、これも読んでいる。なぜまたそ
んな読み方をしているのかも自分では説明がつかないが、た
だ、3つの本を読んでいる内に、私立探偵像だけは浮かび上
がってきたように思える。要するに、時代遅れの男だという
ことだ。夜中に人が泣き叫ぶ声がする。マーロウは何があっ
たんだろうかとその声を聞く。たいがいの男は、窓を閉め、
テレビの音を大きくしその声が訴えているものから遠ざかる。
また別の男は、近くを通りかかったなら、アクセルをふかし
て逃げるように遠ざかることだろう。マーロウはそうではな
い。都会の中で生活する人々が様々な事件に否応なしに巻き
込まれて行くことに無関心ではいられないのだ。そこが、こ
のロング・グッドバイの都会の物語のゆえんなのだ。要する
に時代遅れの男の物語なのである。わたくしも都会の夜に人
を呼ぶ声に耳をかたむけるべく、一人部屋にこもり、この長
編とつき合っているのである。こうしていれば、Oに後ろ姿
を見られることもないのだ。
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by kasuya_senji | 2007-03-30 14:35 | Comments(1)
清き一票
2007年3月29日

おや。U先輩。おひさしぶりです。確か前にお見かけし
たのは1年前でしたから、なにか、亡霊でも見てるよう
です。

「バカヤロー!」

勝手に人を殺すな!ですか。いや、先輩が伊豆七島の新
島に引っ込んだきり、とんとご無沙汰で、顔を合わせる
ことがなかったもんですから嬉しさのあまりつい口が滑
ったようです。気になさらないでください。
え?気にしてないって。それでなくちゃ、先輩。
ところで、また今日はなんですか?
島抜けでもしてきたんですか?
仕事で打ち合わせでもあるんですか?
違う?選挙の応援?
なるほど。そういえば選挙ですねえ。東京都知事選。
先輩は確か石原さんのヨットクルーでしたよねえ。
17歳の時、東京オリンピックのヨットレースの運営の
下働きとして参加し、そこで、当時、若き新進気鋭の芥
川賞作家であり、そのヨットレースの委員をやっていた
石原さんと知り合ったとおっしゃってましたよねえ。
40年以上に渡る随分長いおつき合いなんですね。
応援もしますわねェ。わざわざ新島から遠出でご苦労さ
んでございます。ところで、裕次郎さんとも親交があっ
たという話は本当ですか。親交じゃないって?
一方的に可愛がってもらっただけだったですって?
でも、裕次郎さんに可愛がってもらったという話はナン
トモ羨ましいですねえ。では、来月の投票日までは東京
にいるんですね。その間いろいろと忙しいでしょうが、
また、こうしてお目にかかれますね。飲みながら昔のバ
カ話でもしましょうよ。

ところで、先輩と出会ったのは随分前になりますねえ。
あのころ先輩は三田に店を構えヨット屋さんをしていま
した。最初にウインドウサーフボードを買ったのは先輩
からでした。ミストラルのオールドスタイルのロングボ
ードでセールは白。クラッシクスタイルだぞーってのが
先輩の売り文句でしたよね。実は、クラッシクスタイル
という言葉に弱いんですよわたくしは。車でもなんでも
そうです。なんですか?そのことは知っていた?
知ってたからすすめたんだですか。そーですかァ。
それまでは互いに面識がなかったのに、よくわたくしの
趣味を知ってましたねえ。あとで聞いた話によると売れ
残ったんで安く売りさばいたんだろうなんて、口がさの
ない連中が言ってましたけど。そいつは誰だって?まあ、
そんな昔のことはどうでもいいじゃないですか。でも、
いかにもカッコ良かったですよロングボードは。
ベテランサーファーがちょいと一昔前を懐かしんで今日
はレトロに優雅にロングボードだぞってのはいかにもカ
ッコいいじゃないですか。
でも、実際海に出してみると、まわりのウインドサーフ
ァーは皆最新式のショートボードに乗ってましたね。
あれ?ロングボードは流行らないってかって感じでした。
しかも、こちらはウインドウに乗るのは初めてでボード
に立つことさえ出来なくて、乗っては落ち、はい上がっ
ては落ち、海水しこたま飲んで、ボードにつかまりなが
らゲエゲエ吐いてるんですから、なんともカッコ悪いも
のでした。ビッグウエンズデイ、巨大な波に立ち向かう
伝説のサーファー、ロペスのロングボードとは天と地ほ
どの差がありましたよ。
それでも1週間もすれば、ポールを握って、くるっとセ
ールの反対側にまわって方向転換もできるようになりま
した。風に切れ上がって進むこともできるようになりま
した。狭い佐島の岩場の海でしたが、よたよたしながら
も落っこちずに行って帰れるようになりましたよ。
ええ、運動神経はイイほうなんです。野球ではピッチャ
ーで4番打ってましたからねえ。ええ?そんなことは聞
いてないって?そうでした、ウインドウの話でした。
誘われてロングボード担いで鎌倉の材木座海岸でウイン
ドウしたことがあるんです。風が気持ち強く吹いていて
とても良いウインドウ日和でした。狭い佐島と違って海
岸線に沿って何百メートルも滑走しましたよ。
あれ?この感じはスキーと同じなんだなって感じでした。
まあ、それから自信つけちゃって、沖縄では強風下に海
に乗り出し、あやうく遭難しかかったことがあった話は
よくご存じですよね。いえいえ、先輩が女とトラブった
グアム島にはわたくしは行っていません。そんな話はい
いって?それよりも、その女はお前が紹介したのじゃな
かったかって?いえいえ、とんと記憶にございませんよ。
つい話し込んでしまいました。長くなりましたので今日
はこれで失礼しますが、ところで、選挙は浅野に一票で
いいんでしたっけ。それとも黒川ですか?

「バカヤロー!」
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by kasuya_senji | 2007-03-29 18:18 | Comments(0)
ニアミス君
2007年3月28日

霞ヶ関3丁目にある霞山会館にて行われた、私的録音補
償金管理協会の理事会に出席する行き帰りのタクシーの
中で読んでいたのが、井伏鱒二の「文人の流儀」
目次は、
<厄除け詩編>
<文人杖>
<棋力>
<釣り師と釣り場>
<無聊庵日乗>
の5章となっている。
どの章もおもしろい。随筆というのはこう書くものなん
だなあと感心するほど、どの章のどの一編も名文である。
2章の文人杖のなかに書かれていた、芭蕉の足跡をたず
ね奥の細道を旅する話がおもしろかった。旅の逸話もお
もしろいのだが、井伏さんこういう疑問を持ったようで、
行く先々で同じ質問をしている。どういうことかという
と、芭蕉が旅した江戸時代の元禄期には共通日本語とい
うものはなく、すべて各地各地の方言であったはずで、
いったい芭蕉はどんな会話をしたのだろうかということ
である。そこで井伏さん、次なる原文を書いて行く先々
で方言に書き直してもらっている。

「あれは何という山ですか。あそこの丘の上にのぞいて
 いるあの山。大変いいじゃないですかね。昔、ここに
 芭蕉が来たそうですね。その当時、この土地の言葉が、
 芭蕉にわかったでしょうか。芭蕉は関西生まれだし、
 奥州の旅は初めてだったんでしょう。でも奥の細道に
 は、言葉の通じなかったこと、ちっとも書いてないで
 すねえ。ーーいや、おかまいなく」

この原文を那須方言では、

「ありゃ、なんてェ山だんべ。あっちの山からでしゃば
 ってるあの山。とってもいい山じゃねェけェ。昔、こ
 こさ芭蕉がきたそうじゃけねェけェ。そんとき、ここ
 らの言葉が芭蕉にわかったんべェか。芭蕉は上方生ま
 れだし、奥州の旅は初めてだったんべェから。だけん
 ど奥の細道には、言葉の不便はちっとも書いてねェな
 あ。ーーいや、ざんまいしてくんッえェ」

丘からのぞいてるをでしゃばってるという言い方がおも
しろい。そして、この原文を平泉一の関方言では、こう
なる。

「あいづ、なんッう山だべ。あぞこの丘の上さ出はって
 る山だべにえ。むがす、こごさ芭蕉さんが来たったッ
 ねえ。そのどぎ、こごいらの話が芭蕉さ、わがったべ
 えがねェ。わがんねがったべね。芭蕉さんは上方生ま
 れから、こッつのほうの旅は、はずめでだったんべね
 ェ。ほんだけんども奥の細道さば、はなすのほがんね
 とこは、ひとつもかいてねちゃね。ーーいいがらいい
 がら、ままわねでけらいん」

こんな調子で、石巻でも酒田でも書き直してもらってい
る。よくこんなこと思いつくものだと感心するが、もと
は友人である詩人の草野心平の「東北にいったら各地の
東北弁を書き残しておけ」というアドバイスがあったよ
うだ。しかし、文人とはかくもおもしろき者達であるか。
開高健が酒を手みやげに荻窪の井伏邸に足繁く通った訳
がよくわかる。こういった感性の持ち主である作家が、
ほんと日本から消えてしまったなあ。作家はいるが文人
はいなくなってしまったということか。
ちなみにわたくしたち夫婦が新婚時代に住んでいた荻窪
の家は、井伏邸のご近所であったが、悲しいかないちど
も井伏さんと遭遇できなかった。
ここが井伏さんの家か・・・
とただ表札をながめるばかりでありました。
大泉学園では藤沢周平さんとニアミスがあったかもしれ
なく、荻窪では井伏さんとニアミスがあったかもしれな
いのだが、ニアミスと遭遇じゃえらい違いである。
「未知との遭遇」は映画になるが、
「未知とのニアミス」じゃ洒落にもならないのである。

<文を引用しているので、最後にこの本からの孫引きで
 あることを書いておきます>
角川春樹事務所刊。井伏鱒二著。「文人の流儀」より。
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by kasuya_senji | 2007-03-28 12:58 | Comments(0)
最新のコメント
2007年3月27日

岡崎堂ブログのページの左側に岡崎堂の「プロフィール」
その下に「カレンダー」その下に「リンク」欄があり、
それに続いて「最新のコメント」という欄がある。
藤沢周平を書けば、ござるのH氏の「拙者はただ今、藤
沢の周ちゃんではなく池波の正ちゃんでござる」などと
合いの手のチャチャをかましてくれるコメントが時にブ
ログに投稿されるが、そのコメントの最新の10個が表
示されているのが「最新のコメント」欄である。

3月27日の今日の「最新のコメント」は全て英文字で
ある。まさか外国人が岡崎堂ブログを読んでいるとも思
えず、はたしてこれは何に対してのコメントであるか摩
訶不思議であるから「最新のコメント」欄の一番上にあ
るコメントをクリックしてみると、なんと、昨日今日の
ブログに対してではなく、一年前の2006年3月12
日の「ソープランドの先の食事場」というエントリーに
対してであった。最新のコメント一覧の10個がすべて
その一年前のエントリーに対して書きこまれている。
その日付のブログの内容は、布袋コンサートで行った福
岡で、コンサート終了後照明家の佐々木さんと食事をす
る為に中州のソープランド街を通り抜けて行ったという
たわいもないもので、特に英文で絶賛なり批判なりのコ
メントをいただく対象となるものではない。
いずれにしても「ソープランド」という言葉に自動的に
反応してセッセと書き送られて来てるようだ。その数、
なんと530コメント。
送ってきたコメントにある住所を見ると、その多くが
karambalabala64764httP://
からで、その英文を暇に任せて読むと、sex、fu
cking、viagraなどの単語が並んでいる。
なんともまあ熱心なことでご苦労なことであります。
送る方は、日本全国にある膨大な数のブログから
「ソープランド」というをキーワードに反応し、自動的
に送っているのだろう。自前でサイトを持つのではなく、
他人のブログに書き込みを入れることで、岡崎堂ブログ
をエロサイトの窓口としている。
わたくしのブログを読んでいただいて、その筋に興味が
おありであれば、その書き込み情報を活用いただくこと
については、人それぞれの自由であってわたくしには関
係無いことであるけれど、トップページにまるでセック
スショップの看板を掲げているようで、いささか品がな
いように思える。
そう思えるので、会社のGさん(爺さんではない)にも
手伝ってもらいひとつひとつ削除をするのだが、500
を越えてしまうと、もう手のつけようがない。この様子
では1000を越えるのも時間の問題であります。仕事
中にそんなことやってられませーんとGさん(爺さんで
はない)も削除をすっかりあきらめたようである。

確か数日前の新聞に、安倍総理が岡山を訪れた際、壁に
ペンキでかかれた悪戯書きを消している写真が掲載され、
悪戯書き禁止を訴えていたが、そうであるならばひとつ、
安倍総理に会社に来ていただき岡崎堂ブログのコメント
削除をしてもらい、その写真を掲載し、ブログという他
人のふんどしを利用してエロサイトの展開をしないでく
ださーいキャンペーンの協力をお願いしたいものである。
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by kasuya_senji | 2007-03-27 15:27 | Comments(0)
20周年
2007年3月26日

今井美樹のコンサートが3月半ばから東京・名古屋・大阪・
福岡・甲府の5都市(6公演)で行われている。このコン
サートは、2006年で歌手デビュー20周年を迎えた今
井美樹の1年をかけた、いくつかの20周年記念事業の最
後を飾るコンサートである。
あまり仕事に関することは、あくまでも私的なものとして
の岡崎堂ブログに書かないのだが、このコンサートの事に
軽く触れておきたい。
全体のトーンや演出、舞台美術、照明の世界観、観客が抱
くライブ後の後味などについてはプロデューサー&演出家
としてのわたくしの仕事で、それは、企画通りのものにな
ったという自負はあるが、触れておきたいのは、そういっ
た事ではない。歌の凄さである。
彼女は、若い頃スカウトされ、モデルとしてデビューし、
その後テレビドラマに出演するようになり成功をおさめ、
そして歌手デビューをするというある種芸能界での典型的
なプロセスを踏んできているから、歌は成功してからの後
付なんでしょうと思っている人も少なからずいるようだが、
大違いである。
彼女の父親は若い頃宮崎の田舎町で電気店を経営していた。
電気店といっても、電球や冷蔵庫や洗濯機を売っていたの
ではない。オーディオ専門店なのである。デジタル時代以
前であるから、店で扱っているオーディオは真空管式の超
高級品で、その当時、そんな専門店は県庁所在地の宮崎市
にもなかったのではなかろうか。
宮崎の或る大手電気店のセールスマンが、自分のところの
店でも取り扱っていない凄いオーディオセット見たさに客
を装い店の偵察に通ったが、
「あんたどこどこ電気店の店員じゃろと見抜かれてしまい、
 それがきっかけで知り合いになって、ジャズのレコード
 を聴きに毎日通ったものでしたよ。その店で父親のそば
 に寄り添い、いつもジャズを聴いていたのが美樹じゃっ
 た。まだちいさな子供じゃった。あの娘はほんとに歌が
 好きな子じゃった。たまたまスカウトされテレビタレン
 トのようになったけど、歌を歌いたいという思いはいつ
 もあったことはよう知っとるよわしは。ステージで歌う
 美樹を見ていると、店の片隅でかわいらしく身体を揺ら
 しながら歌を聴いとった美樹がそのままつながっている。
 あの娘の身体には歌という血が流れているとわしは思う
 んじゃよ」
と言う話を、その元セールスマンの人から聞いたことがあ
る。わたくしは、その話に今井美樹という歌唄いのすべて
を見るような気がしている。
歌の上手さは天性で、しかも彼女の声は癒しである。天使
の声といっても過言ではないだろう。その声が20年とい
う年月に育まれ強烈な説得力を身につけたのである。
今回のライブは、視覚的にはドイツ実験映画的なモノクロ
ームの世界から始まり、次第に幻想的でありファンタジッ
クな世界が展開され、最後は愛を唄いきって終了するがそ
の2時間の歌の旅に誘うのは彼女の歌である。
愛を、恋を、いとおしさを、切なさを、希望を、祈りを見
事に表現するのである。
たった6公演しかないコンサートだから観ることができな
い人も多くいると思うが、このライブはテレビでも放映さ
れるので是非多くの方々に楽しんでいただきたい。またD
VD作品として発売もされる予定であるから、お茶の間シ
アターでその歌声に酔いしれて欲しいと心から願う。
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by kasuya_senji | 2007-03-27 15:23 | Comments(3)
ボナンザ
2007年3月22日

朝、事務所にでるまえにクリーニング屋さんに立ち寄る
とラジオが流れていた。この店はどういうわけかFM局
ではなく文化放送を流している。近くにあるカイロプラ
クティックの整体屋さんも文化放送を流している。ご近
所には文化放送関係者の方々がおおいのかなとバカなこ
とを考えた。こう考えたのは理由がある。
以前住んでいたマンションに昨日立ち寄ったとき、マン
ションの前で向かいの家の人とばったり会って季節のご
挨拶をかわしたのだが、この人がわたくしのことをよく
知っていた。向かいに住んでいる人だから知っているこ
とは不思議でもないが、職業までをよく知っていた。わ
たくしがどんな仕事をしているのかは、マンション内で
も深くつき合いのある元プロ野球選手のOさんなど極限
られた数人のみである。子供をつれて出かけるときによ
くカメラを担いでいたことがあったから、あー7階の方
ね、カメラマンさんでしょう、などと言われてもいたく
らいである。
聞いてみると、なんでもM社という業界新聞社にお勤め
だそうで、今年の正月号の巻頭インタビューではお世話
になりました。インタビューは同僚のFが行いましたの
でお目にはかかれませんでしたけど、と言われて、向か
いの家で飼っている大きなラブラドール犬の世話をして
いるそこんちのオバチャンとしか認識がなかったから、
それはそれでけっこう驚いて、世間は狭いと言われるけ
ど、こりゃまた狭いもんだと唸ったばかりだったから、
文化放送を聞いている人を文化放送関係者ではあるまい
かと思ったまでである。

文化放送で「ボナンザ」のニュースが流れていた。
「ボナンザ」はコンピューターの将棋ソフトで、22歳
の若き竜王:渡辺明棋士との対戦は将棋界の歴史的対戦
と注目されていた。結果は、112手で渡辺竜王が勝ち
をおさめたが、対戦後、竜王は次回は必ず勝てるとは言
えないと語ったという。「ボナンザ」は1秒間に400
万手を考える力を持っているが、やはり人間の脳の能力
は果てしないものでありますと言うラジオのコメントを
聞いたわたくしは、なにか自分に勇気を与えてくれたよ
うな気がしたが、クリーニング屋のオバチャンもそのよ
うに思ったようで、一瞬眼を見合わせた。
だからといって我々のことじゃないですなあ。
そうですよねえ、ホホホホホ。
とオバチャンは軽やかに笑った。
笑い終わるとオバチャンは預けておいた洗濯物を取りだ
した。わたくしはそれらを受けとるとクリーニング屋を
あとにした。
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by kasuya_senji | 2007-03-22 16:37 | Comments(3)
幕張メッセ
2007年3月20日

昨日。事務所でGさん(爺さんではない)と今日のスケ
デュールを確認すると、一日中空いております、とのこ
とだった。
今井美樹ライブがスタートしたばかり。
音楽制作者連盟の平成19年度3月総会が22日の木曜
日に開催される。また、関係各音楽団体の年度末総会等
の日程が目白押しのこの年度末。
どうですか忙しいんじゃないですかこの時期は?
なにかと時間を取られてね、おかげさまで忙しい日を過
ごしてますよ。てな感じの会話が多いというのに、まる
まる1日空いてるなんて・・・
妙な空白の1日というものがあるんだなあ・・・
まだ、寒い日もあるが、日差しも春めいてきた。千葉で
は菜の花が満開の場所もあるというじゃないか。使える
時間がまるまる1日あるのなら、たまにはすこし浮き浮
きとした気分で、青山あたりに出かけ春物を物色しに行
こうか。それとも、しばらく手が入っていない自分の部
屋を掃除にかかろうか。窓ガラスも黄砂や花粉で汚れて
いるからなあ。そうだ。本の整理もしなくちゃ。などと
1日をどう使うかとあれこれ考え家に帰ってかみさんに、
明日の都合は?明日はまるまる1日空いてるから買い物
などあればつき合うぜ。いつまでも黒い服ばかりじゃ春
はこないからなあというと、あんた惚けたんじゃないの?
的な顔をこちらに向けた。
「俺のどこが惚けてるんだ。天気次第で買い物にでかけ
 ようよ」
「どうしてまるまる1日空いてるのか憶えてないの?」
「憶えるもなにも仕事が入ってないんだよ」
「明日は娘の卒業式じゃないの。出席できるなら私たち
 も参加しようって、その日はまるまる1日空けてもら
 ってたんじゃなかったの」
ということで、妙な空白の1日ではなく、記念すべき1
日であったのだ。仕事にも家庭にも同じように心を配る
訓練がいまだに出来ていない自分を発見し、こらァいつ
になったら立派な社会人になれるのだろうか・・・
今日を機会に社会にでてゆくことになる娘の卒業を機に
あらためて考えてしまった。

娘は和服の袴の着付けがあるというので朝早く自宅をで
た。午後からの卒業式の前に友達やお母さん達と記念写
真を撮りたいからと言うので、昼前に家を出て幕張メッ
セのイベント会場に向かう。この日は幕張メッセに隣接
するロッテ・マリーンスタジアムで阪神タイガースとの
オープン戦があり、また、試合後にはロッテフアンの決
起集会が予定されていて、幕張メッセの周辺は卒業式に
参加する若者、その保護者のお母さん方、ロッテファン
などでごった返していた。ごった返す人の群れの中から
娘を捜し出し(携帯で連絡とっただけだけど)、鍋パー
ティーと称して家によく遊びにきていた顔見知りの娘の
同級生達に取り囲まれ記念写真を撮った。晴れ上がった
春の日で「おめでとう」の言葉が行き交うはれやかな場
所となった。卒業式に参加する同級生の親御さん達のほ
とんどが母親で、父親は俺だけだった。若く匂い立つよ
うな娘共やその母親のご婦人方に囲まれ、自分勝手に一
人テレくさく居場所がないような感じだった。
娘もそうだけど、今時の若い娘は化粧が上手だね。それ
についてはかみさんも感心していた。わたしたちの頃は
化粧なんて女子大生はしなかったものなんだけど。わた
しは卒業式も化粧しなかったけど、とかみさんが言って
いる。君は化粧などしなくても今でも十分きれいだよと
見え透いた科白を吐きながら、自分の卒業式の事を考え
てみた。
大学は何年も在籍したにもかかわらず卒業はしなかった
から卒業式には参加していない。高校は一次試験に軒並
み失敗し2次試験のために東京に居残っていたから卒業
はしたものの後日送られてきた証書を受けとっただけで
式には出席していない。
となると、仰げば尊とし我が師の恩・・と涙ながらに歌
った式典は、中学の卒業式まで遡らなければならない。
そうか、人生の句読点の経験値の少なさが未だに一人の
社会人としての不完全さにつながるのかなあ。仮にそう
であれば、娘の卒業式を区切りとして、今までの自分の
人生にひとつ区切りをつけ、娘共々あたらしい社会に船
出をしてみるべきだなと思いながら会場を後にした。

それにしても、ロッテファンの決起集会はおそろしいば
かりのエネルギーに満ちあふれていたなあ。中日ドラゴ
ンズや福岡ソフトバンクは多少投打のバランスが崩れた
としても戦力は他のチームを一歩も二歩もリードしてい
るけど、ロッテはそのバランスがひとつでも狂うと下位
を低迷しかねない。ひとつというのは守備と打の要であ
るキャッチャーの里崎が怪我をして戦列をはなれればた
ちどころにアウトだということだ。ファンにしてみれば
祈るような気持ちなんだろう。その決起集会は、さなが
ら新義真言宗総本山成田山新勝寺の講堂に集まった信者
の新年の大祈祷大会の様子を呈していたな。
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by kasuya_senji | 2007-03-22 12:34 | Comments(0)
3月生まれ
2007年3月19日

どういう分けか、まわりに3月生まれの人が多い。
南青山のバーKiDのマスターB。
古くからの友人のK子さん。
古くからの知人のC。
古くからの恩人G氏。
妹のY子。
オヤジ。
オフクロ。
かみさんの父親。

何十年も生きているから、3月生まれがこの程度の人数
がいても別に不思議はないのだが、何十年も生きている
から次から次へと友人知人が増えていくというのは間違
いである。親離れをする中学、高校時代から一気に知人
は増えていく。そして社会に出れば出たでその数は膨大
な数にも上りしばらくは右肩上がりに膨れ上がるが、4
0を越えたある時期から、その中で自然に選択が行われ
始め、結果、長い間の友人関係を保つ者は限られていく
ものなのだ。世の中にはロクは人間の数はしれてるが、
ロクでもない人間はゴマンといるからである。

ここでは仮にA氏としておこうか、A氏はロクでもない
人間ではないが、それでも離れていったという例である。
A氏とは若い頃は盛んに明日を論じ、互いに励まし、二
日と空けなく酒を酌み交わしたものだったが、ある事を
きっかっけに親交は止まった。
金のことを言い過ぎたのかもしれない。
理想を下らないと言い過ぎたのかもしれない。
空っぽな頭の中味を空っぽと言い過ぎたのかもしれない。
仲良き時代は金を手にすることは二人の共通の夢だった。
下らないかもしれなかったが理想に生きたかった。
頭の中味が空っぽであるからこそ互いに切磋琢磨した。
わたくしとA氏は死ぬまでそういった仲であり続けたか
ったのであるが、年を重ね違う人生を送る内に、互いの
若さゆえの青さが辛抱できなくなってきたのだろう。
そして、辛抱することに疲れてしまったのだろう。
彼の離婚の相談を機に、一晩語り明かした末、今後は互
いに顔を会わせることはないだろうと言い交わし、その
約束は今でも守られている。

仕事柄、一般の人よりも友人知人は多いと思われるが、
それでもA氏の例に見るように、長い間の友人関係を保
っている人は限られてくるのだから、3月にこれだけの
誕生月の人がまわりにいるのは多いのではないかと思っ
ているのである。
特に、オヤジとオフクロの誕生日が同年生まれの春分の
日をはさんで数日違いであることも、3月生まれの人に
対し、妙に運命的なものを感じているせいかもしれない。
しかし、9月生まれの乙女座と3月生まれの魚座は相性
が合っているものなんだろうか。恋占いなんかでは、乙
女座は4月生まれの牡牛座か12月生まれの射手座が良
いとされていて、
君誕生日はいつ?え?3月生まれの魚座。
(この女とはきっと上手くいかないだろうな・・・)
などと、フラレタことを星座の所為にしていたのはいつ
の頃のことだっただろうか。
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by kasuya_senji | 2007-03-19 18:42 | Comments(0)
ロング・グッドバイ
2007年3月16日

S社のN君が、村上春樹訳「ロング・グッドバイ」が出
ましたが読まれたでしょうか?とメールをくれた。

この人はわたくしよりも若干年下なのに、雑誌や本の先
達で、雑誌や本ばかりでなく映画にも先達で、あれはよ
ろしいこれはいけませんと話してくれるのである。笑顔
で話してくれるのである。こちらは、その時の気分で奨
められた本を読んだり読まなかったりするのであるが、
それは、N君の本の読み方は職業病に冒されているとい
う事をわたくしは知っているからである。
N君の勤めているS社は本を出版する会社で、彼はその
会社で作家をそそのかせて本を書かせるなどという恐ろ
しい仕事をしている。また彼は雑誌部門にいることもあ
り、その時は世の中で何がオモロクてなにが流行ってい
るのかとアンテナを張り巡らしている。広く浅く世に出
る本を片っ端から読み映画を観て、あれはよろしいこれ
はいけませんと判断するところから彼の仕事がはじまる
のである。ついでといってはナンだが、わたくしにも教
えてくれるのである。
本が好きでその仕事に入ったにもかかわらず、好きな本
を読むのではなく、知らない本を読まなければナラナイ
というのが彼の職業なので、わたくしは彼の本の読み方
を職業病に冒された読み方と言っているのである。当の
本人もそう言っている。でもそういったN君の情報はわ
たくしは頭ごなしに信用しているので、興味が牽かれれ
ば早速お奨めに従い、山本周五郎の短編集に没頭してい
る時は後回しになる。お奨めに従って読んだり読まなか
ったりするというのは、そういうことである。
N君は、藤沢周平は退職後の楽しみにとっているそうで、
代表作と言われる「三屋清左衛門残日録」や「用心棒日
月抄」はさすがに読んでいるが、短編までは手が回って
いなから、藤沢周平の「花のあと」という短編で、池の
端に咲いている満開の桜の花を池に映った陽の光が揺れ
ながら花びらの裏側を照らしているなどという一節がう
つくしいなあ、日本語とはかくあるべきか、まあ、この
一節に一献、と酌み交わすのはN君の退職後まで待たざ
るを得なく、まだしばらく先のことになるだろう。

さて、そのN君ご推薦の「ロング・グッドバイ」は、か
って清水俊二氏の名訳によって知られたレイモンド・チ
ャンドラーの代表作である。チャンドラーは若い頃映画
の脚本を書いていた時期があったようで、その独特の文
体は絵画的でもある。ジャンルはハード・ボイルド。
「マルタの鷹」によってハード・ボイルド文学を確立し
たダシェール・ハメットの正統な後継者であり、193
9年に発表した処女長編小説「大いなる眠り」の主人公:
私立探偵フィリップ・マーロウは永遠のアイコンである。
新聞紙上でもさかんにこの本が取りあげられていること
もあって、東京駅前八重洲ブックセンターの1階の入り
口の話題の新刊コーナーには200冊ほど積み上げられ
山となっていた。帯に、

「ヴィクターズのカウンターでもう一度、フィリップ・
 マーロウに会ってみませんか」
「あの長いお別れが村上春樹の新訳で生まれ変わります」

と書かれているから、まず読者はかって清水訳で読んだ
我々世代であろう。八重洲ブックセンターの話題本コー
ナーの「ロング・グッドバイ」の山の前には、わたくし
と同世代のすこし人生にくたびれた感じのサラリーマン
がぶ厚い本を手にして、村上春樹はいかがなものか・・。
かも知れんがあのマーロウにもう一度会ってみようかな。
2000円もするんじゃちと手が出しかねるので家の本
箱をひっくり返して清水訳を引っぱりだして済ますか・
・・など思案顔で且つ立ち去りがたく佇んでいた。
次の読者は村上春樹ファンであろう。フィリップ・マー
ロウを知らなくても、「ノルウェイの森」に代表され
る村上ワールドの若い読者はゴマンといる。なにしろ世
界で一番読まれている日本の作家は村上春樹であるのだ。
村上ファンとおぼしき若者も熱心に立ち読みしていた。
わたくしはその若者に是非読んで欲しいと心から願った
が、その若者は残念ながら手にしなかった。

この本はかってロバート・アルトマンによって映画化さ
れた。マルタの鷹やカサブランカで私立探偵を演じたハ
ンフリー・ボガードのようなクールでハード=非情な印
象をもつ役者ではなく、映画「MASH」で<妙に正義
感が強いが茶目っ気がある軍隊の若き与太者>という役
を演じたエリオット・グールドが演じていた。
また、どういう訳かアルトマン監督は原作にはない、ハ
ーモニカを吹くフィリップ・マーロウを創りだし、ラス
トシーンは私立探偵として関わった事件との決別を告げ
去ってゆくマーロウの吹く哀愁を帯びたハーモニカの音
で締めくくった。
村上訳グッドバイは、都会の物語であるという解釈が清
水訳とちがうところだと書評されている。かって本がす
り切れるほど読み返し、また、アルトマン映画も封切り
から2番館名画座と追っかけ何度も観返し、そのどちら
も忘れがたい「ロング・グッドバイ」であったものだが、
さて、わたくしも、ヴィクターズに出かけ、カウンター
に腰かけ、ギムレットを飲み、フィリップ・マーローや
テリー・レノックスに会いに行くとするか。
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by kasuya_senji | 2007-03-16 18:27 | Comments(1)
祝!就職。でもこれからだよ。

2007年3月15日

携帯が鳴ってメールが届いた。息子が就職が決まったと
いう友人からのメールだった。

就職活動をしていると聞いたのは確か3月の初めの頃で、
ずいぶん遅い就職活動だな。4月に間に合うのかなと思
って聞いていた。我が家の娘が、いつ買ってもらったの
か、見慣れぬ濃紺のリクルートスーツを着て学校から推
薦された企業の面接試験に出かけていたのは去年の夏休
みのころだった。幸い12月には就職の内定が届き、あ
とは、職場が東京であればいいなあ、全国に支店がある
から慣れない地方に行くことになったらどーしようおか
あさん、給料も安いし一人暮らしできないかも、そうな
ったら仕送りしてくれる?っていってんのよあの子は。
おいおい、就職した子供に仕送りかァ?
でもあの子の友達で年内中に就職が決まった子はまだ少
なくて○子ちゃんも×子ちゃんもこれから面接ですって。
決まらない子は3月に入っても就職活動するんですって
よ。決まらないとフリーターかニートだから、本人も大
変だけど親御さんも気が気じゃなくて、そんなころ親の
転勤が重なったりすると大騒ぎになるって聞いたから、
仕送る仕送らないはともかくも決まったからよかったね。
と、かみさんと話したのは箱根駅伝を見ながらの今年の
正月のことだったから、3月になっても決まらない息子
の就職の話を気が気じゃない様子で話していた友人の顔
を思い出し、就職が決まったという知らせにホッとした
ような気持ちになった。

事務所から今井美樹コンサートのゲネプロ会場の現場に
向かうと楽屋でK君がせっせと仕事をしているのが目に
とまった。
おいK君。君のところでは社員は募集してないのか?
してます。いつもしてます。でも、続かないんですよ。
ひどい奴は、来た翌日に辞めちゃうんですから。ホント
根性がない連中ばかりです。2年もつ奴は一人もいませ
ん。5年なんて夢の又夢です。おかげで、僕は会社に入
って10年経つのに、未だに一番のぺーぺーです。やん
なっちゃいますよ。この業界やる気だけですから。やる
気があれば必ずものになるのに、やる気がないんだから
呆れちゃいます。やる気がないんならはじめから入って
くるな!と言いたいですよ。世の中フリーターやニート
が何百万人もいるってマスコミも煽ってるでしょう。だ
からあいつ等、俺だけじゃないんだって思っちゃってる
節があって、やる気もないのに小遣い稼ぎのつもりで入
ってきて、仕事がきつくなるとハイさようならですよ。
辞める事に何も感じてないんですから驚きますよ。25
にもなって30近くにもなって社会生活能力がゼロとい
うことに恥ずかしくないんですかねえ。まー根性無しば
かりです。根性って言うと古いって言うんですよ奴らは。
古い新しいじゃなくて、有るか無いかの問題なのに・・
だから、10年経っても部下がいないんです。自分はま
だ30だから今はいいんですが、10年後に40のぺー
ぺーになるかもと思うとやってられませんよ。と愚痴こ
ぼしつつ最近の若者に憤慨していた。

Kの言うことは道理であるから、早速友人に、君の息子
はちがうと思うが最近の若者は根性無しが多いと聞く。
就職したら根性だして頑張らんとだちかんぞ!と言って
おいてくれと就職お祝いメールを返しておいた。
了解!と友人から返事が来た。
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by kasuya_senji | 2007-03-16 14:45 | Comments(1)

 
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