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プロフィール
糟谷銑司(かすやせんじ)
愛知県岡崎市出身

長渕剛、BOOWYのマネージメントを経て、(株)アイアールシートゥコーポレーションを設立。
布袋寅泰、今井美樹らが所属。
平成15年7月から平成19年6月まで社団法人音楽制作者連盟理事長に就任。
文筆活動は、出身地の岡崎に由来して「糟谷岡崎堂」で行う。
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東西南北



2007年7月29日

あまりに暑いんでナスとピーマンとにんじんを煮て冷蔵
庫で冷やして食ってうまかった。ピーマンまるごとの煮
付けは田舎のおふくろの若い頃の夏のおかずの定番で食
べると種がピリッと辛かったが、こどもながらあのピリ
辛が大好きだった。これを食べると、あー夏が来たと感
じたものだったが、いくらがんばってもあの味にはとう
ていおよばない。ピーマンを煮て、醤油で味をつけるだ
けの簡単なものなのにいくらやってもまねができない。

ある本を読んでいると南部人(岩手県と青森県の東半分)
には西も東もわからないという記述があった。つまり東
西南北の方向感覚が無いという。地理的感覚はみなみぎ
ひだりで澄ませていて、自分の家が南向きか北向きかす
ぐ言える盛岡市民はまれでしょうなどと書いてある。知
り合いに盛岡出身のTさんがいる。長年つき合っている
が方向感覚がないとはどーしても思えないが、まあ、彼
は舞台制作マンなので、彼との会話のおおくは上手だ下
手だとの舞台用語をつかってのそれだから、方向感覚の
有無と言われれば彼にそれがあるのかないのかは自信が
ない。それにしても不思議なことが書いてあるなあとは
思うが、なにしろ著者は司馬遼太郎である。続けて読ん
でみよう。司馬遼太郎は、方向感覚がないと言うことは
自分のおかれている立ち位置・関係位置がわからないと
いうことであり政治感覚がないということになるのでは
ないかと言って、この地方からは原敬などすぐれた政治
家もでているが、南部人のもつ人間への人懐っこさから
詩や文学方面に人材を輩出していると話は流れていくの
である。
方向感覚といえば西日本は東西南北で生活している。京
都では東西南北がわからなければ道も歩けないし、奈良
県ではお隣という言葉つかわず、「東ノウ(東の隣家)、
西ノウ」というらしい。土佐の高知では100%東西南
北でと司馬遼太郎は土佐出身の漫画家の横山隆一画伯か
ら聞いた話として、横山さんのおとうさんは子供に背中
を掻かせるときに「もうちょっと西、いや行きすぎた。
東へもどれ」といったと紹介してる。ほんとかねえ。ほ
んとうだったらおもしろい。照明家のH巨匠は典型的な
土佐人だから今度会ったときに聞いてみよう。
話はそれるがH巨匠は飛行機嫌いで土佐の高知まで陸路
を行く。東京駅から岡山へ。岡山から香川へ。香川から
大歩危小歩危を山越えし高知に行くのである。今は岡山
へは新幹線があるし、岡山から宇野まで行き瀬戸内海を
渡る宇高連絡船に乗ることもなく香川へは瀬戸大橋で行
けるから随分時間は短縮されたけど、以前はまる一日が
かりの行程だったようだ。しかも、道中車内や船内で本
は読まないというから、どうやって時間をつぶしていた
んだろう。わたしだったらまず退屈死するのじゃないか。
最新のショウを観にラスベガスに行くこともあるという
から、横浜からサンフランシスコまでの太平洋航路です
か? と聞くと、いや、一睡もできませんが死ぬ気で飛
行機ですと言っていた。
話をもどして南部のことだが、南部地方は伝統的に商業
や営利行為を卑くみていて、江戸時代盛岡城下の商権は
近畿地方からきた近江人が握っていたというから驚きま
す。城下の富商のほとんどが近江人で、
「ふるてやにはかなわない」
という言葉さえあったようだ。古手とは古着で、いわば
京で作られた呉服の中古品のことで、近江人によってう
つくしい古着が買いけられ、盛岡城下で売られた。この
ため、南部の城下では大家の奥様連中が晴れ着をきてい
ると、
「よいふるてでございますなあ」
と中古品が褒め言葉になっていたという。本を読むとお
もしろい話にであいます。
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by kasuya_senji | 2009-07-30 16:02 | Comments(1)
夏の読書
2009年7月28日

最近更新が遅れがちになっているのは暑さで弛んじゃっ
ているからだろうと昨日書いたが、それだけじゃなく、
目を痛めてしまって、字など読みずらくコンピューター
に向かうのがおっくうになっていた所為もある。とくに
1週間に1度の治療の時は、眼科で瞳孔を開きっぱなし
にする目薬を点眼されるので、その日はそのあと一日中
眩しくてしょうがない。道を歩くのもたいへんだ。車の
運転など以ての外。テレビも見ない。新聞も本も読まな
かったのである。最近になってやっと目の状態が落ち着
いてきたので前ほどではないが読書が復活し、ブログも
復活したのである。

友人の大野君から本をもらった。小学生のころから知っ
ている大野君は読書家ではなかったので珍しいこともあ
るものだと思ったが、なんでもコンサートで地方に出か
けることが多い大野君も移動の時間をつぶすために本を
読むようだ。そういえば、わたしの知らない作家の本が
どうしたこうしたとの話を聞いたことがあった。そのと
きテレビの時代劇好きの大野君に銭形平次の作家の野村
胡堂のことを話したのだが、それを大野君が覚えていて、
地方のどこかの町の古本屋で「銭形平次の心 野村胡堂・
あらえびす伝」という本が目に飛び込んできて、かすや
が好きな野村胡堂の本を見つけたと送り届けてくれたの
である。
野村長一は作家・野村胡堂になる前は、岩手県の実家の
倒産で東大を中退し報知新聞で新聞記者をしていた。新
聞記者野村長一が担当した記事に、政財界や教育者・作
家たち百三十人をインタビューした「人類館」というも
のがある。
その時、会社からなにかペンネームを考えろと言われ、
東北人だから蛮人がいいんじゃないか。蛮」じゃかわい
そうだ、田舎の同級生の金田一京助が学生時代につけた
渾名あらえびすとしたらどうだ。いや胡堂とつけろ。胡
馬北風に依るの胡だ。堂という字は木堂、萼堂などとい
って偉い人はみんな堂とつける。それにきめておけ。
と本人の意志そっちのけでめでたく野村胡堂が誕生した。
(ちなみに堂は堂でも岡崎堂は偉い人ではありません)。
この「人類館」の夏目漱石のインタビューが興味深い。
夏目漱石はこんな人だったらしい。
「文人では夏目漱石が胸のすく座談家だった。博士号を
 辞退したり、いろいろと物議をかもしていたのでビク
 ビクして訪れると意外に気さくだった」
と書いてある。漱石の書斎を訪れたとき猫がいなかった
のでそのことを聞くと、
「あの猫から三代目のが、つい、この前までおりました
 が、どうも、すっかり有名になっちまいましてね。猫
 の名づけ親になってくれとか、ついこの前は、猫の骸
 骨を送ってきた人がありました。どういうつもりか知
 りませんがねェ。四代目は飼わないのかって? それ
 なのです。わたしは実は好きじゃないのです。世間で
 はよっぽど猫好きのように思っているが、犬の方がず
 っと好きです」
と、猫好きなのは夫人の方だと言った。健康はすっかり
いいのですかという質問には、
「デリケートな時計のゼンマイみたいなもので、こう見
 えても、すぐ狂います」
と答えている。野村胡同は漱石を、
「黒くつやつやした髪をキチンと分けて、鼻下の短く刈
 りこんだヒゲがわずかに胡麻塩になっていた。江戸っ
 子らしい機才と西欧流のユーモアと、それに深い学殖
 とが、三位一体となって、ちょっと形容のできない複
 雑な風格である」
と表している。大正3年野村胡堂33歳。夏目漱石47
歳の時のインタビューである。
漱石はちょうど朝日新聞に「こころ」を執筆していた頃
のことで、その後「硝子戸の中」「道草」「明暗(未完)」
を発表し、2年後の大正5年12月に49歳でこの世を
去っている。
たまたま、日本文学も読まねばなと「こころ」を読んで
いた時に大野君からもらった本がこれだったので、この
インタビューがとても興味深かったのだ。大野君からの
贈り物により、初めて夏目漱石に現実感を持つことがで
きたし「こころ」の私という主人公により共感すること
ができたのである。いやー。持つべきものは友人である。
今度夕飯でも奢らねばならんな。
ついでながらこの時のインタビューで語られた夏目漱石
の予言・卓見を書いておきます。

「近ごろ、急にはやりはじめたアナトール・フランスや
 オスカー・ワイルドは、むろん結構なものではあるが、
 あちらで、新しく全集ができて、出版社の商略から外
 国雑誌に紹介記事が氾濫したんです。日本人はそれを
 真に受けたのですね。日本の出版界もやがてそんな時
 代になるかもしれませんね」
(約100年たった今日、この言葉道理になっている)

「新傾向から新傾向へと文学の流行が猫の目のように変
 わるのは、あれは、内閣が変わるのとおなじようなも
 ので、そんなことに気を散らさず、自分は自分でしっ
 かりした考えをもっていればいい」
(約100年たった今日、この言葉は文学者にも、自民
 だ民主だと大騒ぎしている国会議員を目の前にしたわ
 たしたち自身にもあてはまる)
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by kasuya_senji | 2009-07-28 16:15 | Comments(1)
夏の楽しみ
2009年7月27日

しかし、最近は更新が遅れがちになっている。
夏休みというわけじゃないのに、暑くて弛んじゃってるん
だろう。夏野菜を食ってシャキッと頑張るぞと。
夏野菜といえばテレビを見ていたら関西料理家の土井先生
が登場して、夏のおかず「なすとそうめん」を紹介してい
た。いかにも簡単でうまそうで。そこで、見よう見まねで
作ってみたら先生いうとおりおいしかった。この料理のコ
ツは3つある。
1つは、なすをちょうどいいおおきさに切って灰汁抜きで
いったん水につけること。
2つは、なすを煮る時、出汁をいれないこと。
3つは、砂糖を加えて7分程煮てから醤油をいれ、さら
に3分ほど煮込むこと。料理の基本はさしすせそ。
あとは湯がいておいた素麺(ひとり一束)を加え数分煮
ればできあがり。
温かいうちに食べて良し、冷蔵庫で冷やして良しの関西
の夏のおいしいおかずであります。

夏野菜だけでなく夏休みの楽しみはなんといってもNH
Kラジオの「こども電話相談室」。

もしもし、、、
はい。お名前は?
かすやせんじです、、、
かすやくんですね。どこに住んでいますかァ?
あいちけんです、、、
愛知県のどこですかァ?
おかざきしです、、、
何年生ですか?
しょうがっこう2年生です、、
かすや君の相談はなんですか?
どうして、みずは下にながれるんですか?

というやつである。この番組がおもしろいのは、こどもが
ちいさすぎて知識に限りがあり説明が難しいところにある。
小学2年生のかすや君の質問には、
地球にはね、引力というものがあってね、物はみんな下に
落ちるんだよ。引力というのはひっぱる力って書くんだよ。
鉛筆を転がすと机から落ちるでしょう。ボールを投げると
遠くに飛ぶけど最後は落ちちゃうでしょう。だから水も下
に流れていくんだ。わかる? そう、おりこうだねわかる
よね。でもね。空の上のそのまた上の宇宙にいくと引力は
なくなっちゃうんだ。なくなると言うより引っぱる力が届
かないってことかな。スペースシャトルのなかで宇宙飛行
士が宇宙遊泳してるテレビ見たことがあるかな? あれは
無重力状態といってね引力はないんだよ。だから宇宙では
水は下に流れないんだよ。
と丁寧に説明してくれるのだが、小学生のかすや君に、
うちゅうではいんりょくじゃなくてじゅうりょくなんです
か? 
なんて聞かれるともうお手上げです。
本来は始めっから物質が持つ重量で引力を説明しなきゃな
らないが物質が持つ重力じゃ小学2年生には難しすぎるか
ら先生はわかりやすく引力と説明するから、引力がなくな
ると無引力じゃなく無重力となって、
小学生のかすや君には??? とよくわからない。
まあ、質問に答える先生のあたふたぶりがおもしろいので
ある。
今日は、果物は熟すと赤くなるのにどーして青リンゴは青
いままなんですか? という質問があった。
植物は熟すとみんな赤くなるんじゃないんだよ。たとえば
メロンとかピーマンとか緑の食べ物があるよね。緑の食べ
物は熟しても赤くならない物もあるんだよ。そして熟すと
種ができ、その種がまたメロンやピーマンを生みだしてい
くんだよと丁寧に丁寧に説明していたが、先生は最後まで
どうして青リンゴは青いままなんであるかには答えてなか
った。答えられなかったのである。
どうして雲は空に浮くかとか、どうして夕焼けが赤いかと
か、どうして魚は水の中で息ができるんだとか、まあ、先
生方は悪戦苦闘の連続であります。

うちのこどもに血とか蚊とか一文字の言葉を教えるのには
てこずりました。血がでた、蚊がいるといいますから、な
んど教えても「血が」がでた、「蚊が」がいると「が」を
つけて覚えてしまうのです。もちろん言葉を覚えたての頃
のほんの一時のことでしたが、こども電話相談室を聞いて
いると、あの頃の自分の悪戦苦闘ぶりが蘇って、思い出が
可愛らしくなつかしくおもしろいのであります。時間さえ
あれば毎朝聞いています。
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by kasuya_senji | 2009-07-27 13:53 | Comments(0)
落語
2009年7月20日

車の中でNHKのラジオ番組の落語を聞いていた。
途中から聞いたので誰が喋っているのかわからなかった。
話のなかで三平やら正蔵という名がでてくるので林家一
門の誰かだろうとは思ったが、はたして小朝だった。
こんなことを喋っていた。

「水戸黄門様といえば里見浩太朗さんですよねえ。里見
 さんは映画全盛期時代の大スターですからなかなかと
 っつきにくいと思われますが、普段の里見さんはとて
 も気さくな方なんですねえ。先日もご一緒して焼き肉
 を食べたんですが、まあ、健啖家で辛いタレつけてお
 おいに召しあがりましたが、翌朝会うと食い過ぎてす
 こし調子が悪いとおっしゃいます。どこの調子が悪い
 ですか? と聞きますと、胃と肛門ですって」

ラジオ番組だから大ネタではなく小話の連続をやってい
たが、まあ、おもしろい。落語がすきでテレビなどで落
語番組をやっているとつい見てしまうが、あまりおもし
ろくない人も多いのだ。話は独特のおもしろおかしの落
とし話なんだが、なんだか世界観を感じられない話家が
多くてしらけてしまうのだ。落語聞いてしらけてちゃお
もしろみもなにもあったもんじゃない。話や、その話に
いくまでのフリで、すっと引き込まれてしまう=つかま
れるっていうのはとても気持ちがよいことで誰にでもで
きることじゃないが、やはり小朝はそこがすごい。
小朝は30そこそこで真打ちに推薦された。それで落語
界が年功序列のしきたりを破った破らないで大揉めに揉
め分裂騒ぎまでに発展したことがかってあったが、小朝
は稀代の天才だろうと思う。今は亡き古今亭志ん生の再
来ともわたしは思っている。
小朝のあとに番組では桃太郎という人が登場した。
ももたろう・・・???
落語好きとはいったが知識不足でこの人の名は聞いたこ
とがない。どんな人だろうと聞いていると若い人ではな
かった。声を聞いているとずいぶんベテランなようで、
昨日の話の主題は石原裕次郎で出囃子は「錆びたナイフ」。
こんな調子のマクラから口座ははじまった。

「昨今は少子化でございます。赤ちゃんがなかなか生ま
 れないようです。それが証拠に今日ここには赤ちゃん
 は誰も見に来ていません」(意外に大爆笑だった)

裕次郎のことあれこれで笑いをとって、でも裕次郎は晩
年は太ってしまってかってのカッコ良さはなくなったけ
ど歌はすばらしかったという話になって、裕次郎から奥
さんの北原三枝のことに移った。

「裕次郎の歌はいまだに売れ続けているんですねえ。美
 空ひばりよりも裕次郎の方が売れているんですって。
 その印税(裕次郎は作詞作曲していないから作家印税
 ではないだろう)が年に5億円も入るんですって。で
 も北原さんはこういうんです。5億円よりもわたしは
 裕次郎さんにいて欲しいんです、と。なかなか言えま
 せんよこんなセリフ。ここから見ていますと今日もご
 夫婦でいらしている方も多いようですが皆さんどうで
 すか? 方や5億円。方やご亭主。どちらを選びます
 ゥ?」(ここでも大爆笑)

桃太郎という落語家は独特の間がある人だった。この間
はいわゆる話の流れの中で緩急をつける役割の間ではな
く、小話と小話のあいだの間で、間が明くと違う話が始
まるという独特の噺家だった。人情話やおおネタを口座
にかけるのではなく、いってみれば新作というか林家三
平さん的なスタイルの持ち主で、こういう人の全集など
は出しにくいから寄席で聞くしかないようで、あらため
て学生の頃岡崎の三河弁がいつまでも抜けなくて、若い
頃東京で生活をしていた死んだ祖父さんに相談したとこ
ろ、寄席にでもでかけ江戸弁を勉強しろと言われ新宿の
末広亭に通った日々のことを思いだした。
また通ってみるか・・・
と邂逅にふけっていると、おまちどうさまーとかみさん
と娘が買い物から戻ってきた。
海の日の休日の午後。わたしはかみさんと娘の買い物に
つきあわされたアッシー君で、駐車場に停めた車の中で
落語を聞いていたのでした。お後がよろしいようで。
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by kasuya_senji | 2009-07-21 16:00 | Comments(0)
ちょうどいい奴
2009年7月7日

夏本番の沖縄での今井美樹ライブには参加できなかった。
プロ野球で活躍したOさんが現役を引退し西武ライオン
ズのコーチをしていたとき、たまたま同じマンションに
住んでいて知り合いになった。きっかけは子供同士が小
学校の同級生で、まず、おかあさん同士が知り合い、そ
の後、親父同士が知り合いになった。知り合ってみれば
出身が同郷=岡崎市で、片や甲山中学、片や葵中学と昔
からライバル関係にあった隣の中学校の出身とわかり、
ますます親しくなり、家庭など関係なく男同士のつきあ
いで酒も酌み交わす仲になった。Oさんは、今はプロ野
球界から身を引き企画会社を経営している。そのOさん
から相談された仕事が美樹ちゃんの沖縄でのライブだっ
たから、スケデュールを空け今週は沖縄へひとっ飛びと
していたのだが、いとやんごとなき理由により東京にい
ることになった。かえすがえすも残念であるが、今井美
樹さんからもたいへんでしたがたのしかったですと電話
も入ったし、スタッフブログなど読めばなかなか楽しい
沖縄ライブ&滞在であったようで、帰ってきたスタッフ
からは楽しかったですーという報告の連続で、企画責任
者としてはほっと胸をなでおろしている。
これを書いているデスクのPCの脇には、スタッフ土産
の沖縄県限定発売の「PRETZ 沖縄黒糖」が置いて
あってポリポリ食いながら書いているが、これがうまい。 
PRETZ限定物では熱海に住んでいる不動産屋の向日
葵君から中部地方限定の手羽先味をもらったことがある
が、これもうまかった。写真家のBが「外国人の行きた
い日本の場所ランキング」で1番が築地魚市場と知って、
京都じゃないんだ意外だナーと驚いていたが、「外国人
の好きな日本のお菓子ランキング」ではPRETZが1
番だったような気がする。この話はかみさんから聞いた
んだがかみさんんもこれには意外ー! と驚いていた。

かみさんと言えば、沖縄に行けなかったわたしが家に帰
ると玄関を開けるなり、
誰ー? おとうさんー? (かみさんはわたしをおとう
さんと呼びます) ちょうど良かったー とかみさんの
叫けぶ声が聞こえた。
なんなんだァ? ちょうど良いってェ???
U(娘です)が部屋が暑いというの。
夏なんだから暑いのは当然だろう。それに暑いたってエ
アコンは新しくしてやったじゃないか。(Uは家をでて、
この5月から以前我々が住んでいた家で生活をしていま
す)。
部屋じゃないの。洗面所なのよ。
洗面所ォ? 洗面所はどこの家でもエアコンなんか入っ
ていないぞォ。
あの娘。駅まで自転車で通ってるの。今日も汗まみれに
なって帰ったんですって。シャワーを浴びたいでしょォ。
だからどうなんだィ?
だから家で使ってない冷風扇があるからもっていってあ
げたいのよ。洗面所で使えるようにね。それが重いの。
自転車じゃ運べないわ。だから車で運んでやってちょう
だい。よろしくね。
なるほどね。それはちょうどよござんすね。

というわけで、わたしは昨日佐川急便をやったわけであ
ります。ちょうど良いおとうさんとして一働きさせられ
たというわけでありますな。まあ、ちょうど悪い奴と思
われるよりちょうど良いやつと思われる方が家庭は平和
でありますな。
お後がよろしいようで。
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by kasuya_senji | 2009-07-17 15:38 | Comments(1)
夏日
2009年7月14日

いつもの居酒屋凸凹コンビに解散予想をさせ、とろとろ
と書きためていたところ、麻生(敬称略)が解散を宣言
して原稿がボツってしまった。自分でいうのも何ですが、
カサブランカ、ボギー、デラシネなど登場しちゃってけ
っこうおもしろいものが書けたかもと思っていたので残
念でありますが、宣言されちゃ予想にならない。幻の原
稿となりました。

東京はいつの間にか梅雨が明けたようでありまして、舞
台監督のH氏は事務所に来るなり、歩いてきまして暑さ
でヘロヘロです、エアコンを勝手ながら22度に設定さ
せて貰いましたと言う。見るとタオルで首筋から頭から
顔からごしごしと拭きまくっている。
気持ちはわかるが22度じゃ寒すぎる。
何度ならいいんですか?
そうだな希望は28度かな。
28度! それでは暑すぎて打ち合わせに入れません。
それは困るな。では、ゆずって26度でいかがか。
そこをなんとか25度で。
とH氏は我が社のエアコン温度を25度に設定して、打
ち合わせは始まった。こんな会話で会議が始まるなんて、
やっぱり梅雨は明けたんだろう。

子供達はもう大人になったから昔のように夏休みの家族
旅行の計画はといろいろと頭を悩ませる事はなくなった
が、それはそれで悩ましかった昔が懐かしい。たいがい
は避暑を兼ねて奥日光、箱根が夏休みの定番だった。時
にこの暑いのに真夏を求めてハワイ島まで家族と連れだ
ったこともあった。ハワイ島を選んだのは理由がある。
ハワイ諸島の中で一番雨が少ないのがこの島で、それだ
けに火山の溶岩がむき出しになった景色が延々と続くの
で熱帯の楽園的な景色にはほど遠いが、島に来て雨に降
られるよりはナンボかましであるとハワイへ行くならハ
ワイ島だった。オアフ空港でコナ空港行きに乗り換える
ターミナルで、ハワイ島ですか? 島流しですねと地元
のオバチャンに言われたこともある。
さて、今年はどうしようかな。箱根も良し。奥日光も良
し。伊豆山七尾原も良しであるが、京都の浄土宗本山の
智恩院には行かなければならない。祖父さん。祖母さん。
ご先祖様の霊がここに祀られている。ちょうど盆の大文
字の送り火の日が日曜日にあたるから、土曜日に岡崎の
随念寺にお参りして、その後京都へ向かうことになるか
もしれないが、どうも話が抹香臭くなる。しかし、その
前にやっておかなきゃならないことが山積みだ。あー。
あの悩ましかった昔が懐かしい。と書いていると関東梅
雨明けというニュースが流れた。
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by kasuya_senji | 2009-07-14 15:37 | Comments(1)
七夕
2009年7月7日

七夕。
天の川をはさんではなればなれになっている彦星と織姫
が1年に1度出逢う日。なんかロマンチックな日。

「六朝時代」と入力しようとして、六はりくと読むが六
だから、つい
「ろくちょうじだい」とうって、キーを押したら、
「六〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇時台」=「六兆時台」と
変換されて、驚いたやら笑ったやら。
話はもどって、中国の六朝時代(西暦222年〜589
年)に書かれた「小説」という書物には、

「天河之東有織女 天帝之女也 年年机杼勞役 織成云錦天
 衣 天帝怜其獨處 許嫁河西牽牛郎 嫁後遂廢織紉 天帝怒
  責令歸河東 許一年一度相會」と書いてある。 

中国語じゃわかりません。以下日本語訳。

「天の河の東に織姫という娘がいた。天帝の子供である。
 何年もの間、独りで天衣を織る仕事をして容貌を整え
 る時間もなかった。天帝はそれを憐れみ、天の河の西
 に住む牽牛郎のお嫁さんにしてあげた。ところが織姫
 は嫁いでのち、機を織ることをやめてしまった。天帝
 は怒って、織姫に天の河の東に戻ることを命じました。
 ただ、1年に1度だけ逢うことは許しました」 

これが現在知られている七夕の伝説の最も古い時期を考
証できる史料なんだそうです。東大寺の建立よりも古く、
聖徳太子の時代より更に古く、卑弥呼の時代までさかの
ぼる伝説である。卑弥呼もこの話を知っていたんだろう
か。竹に短冊吊したんだろうか。

「うれしさや七夕竹のなかをゆく」

などと正岡子規のように詠んだのだろうか。
そういえば、我が家のマンションの入り口のロビーに子
供会の手で飾られた七夕の竹飾りがあり、子供達の願い
事がぶらさがっている。その中に、

「おかあさん。ハンバーグを作ってください」

というのがあった。子供の願いは、ほんと、可愛いね。
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by kasuya_senji | 2009-07-07 20:15 | Comments(1)
静岡で見た静岡県知事選挙
2009年7月6日

昨夜テレビを見ていたら、静岡県知事選の開票1%時の
速報がでた。自民、公明が推薦する前自民党参議院議員
の坂本由紀子氏が、民主、社民、国民新の3党が推薦し
た静岡文化大学前学長の川勝平太氏をリードしていた。
静岡は保守王国でもともと自民党が強い基盤をもってい
る県である。そこにもってきて民主党は候補の1本化に
失敗している。前民主党参議院議員の海野氏が民主党本
部の意向とは別にはやばやと立候補を表明し、民主党は
前議員と新人2が立候補する分裂選挙となった。厚生官
僚、静岡県副知事、参議院議員というキャリアを持つ坂
本候補の優勢まちがいなしがおおかたの予想であった。
ところが麻生自民党に嫌気がさしている日本国民&静岡
県民。名古屋、千葉、横須賀の市長選自民党系3連敗。
民主系無所属3連勝を受け、川勝候補が終盤にぐいぐい
と坂本候補を追い上げてきた。
きたるべく衆議院総選挙の前哨戦と位置づける民主党は、
岡田幹事長、菅直人副代表、鳩山代表を静岡に送り込ん
だ。(さすがに小沢はこなかったけど)。
坂本候補には、桝添厚生大臣、静岡7区を選挙区とする
郵政選挙刺客片山さつき議員、前少子化担当大臣の猪口
議員などが応援にかけつけたが、自民党系候補とおもわ
れたくない坂本候補は、
「自民党で戦っているわけではありません」
「桝添厚生大臣や片山さんが応援にきてますが?」
「友人です。猪口議員なども昔からの友人です。猪口さ
 んは自民党では下っ端でしょう。大物ではありません
 よ」
などとインタビューに答えていたが、いかにもキャリア
厚生官僚のエラソウな口ぶりで、ナンダカやな感じのす
る人だなあと思っていた。片山さつきなどはあけすけに、
細田幹事長から集会を開けと命令され静岡に来ています
と答えていたから、自民党じゃないですよーって言った
って自民党見え見えで、なんか表面だけとりつくった人
だましみたいで、ますます、やな感じだなァ、こんな人
が県知事になったらやだなァと思っていたから、夜半前、
90%開票時で川勝候補が獲得票数で逆転し当選確実と
速報されたときには、思わず、おー! と声がでた。
わたしは自民でもなく民主でもない無党派層だからこの
選挙できたるべく総選挙を党の論理で占う気などさらさ
らないが、それでも勝利インタビューでの川勝新県知事
の真摯な態度や心意気やその人柄に触れ、こころからお
めでとうをいうものであります。
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by kasuya_senji | 2009-07-06 14:05 | Comments(2)

 
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