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プロフィール
糟谷銑司(かすやせんじ)
愛知県岡崎市出身

長渕剛、BOOWYのマネージメントを経て、(株)アイアールシートゥコーポレーションを設立。
布袋寅泰、今井美樹らが所属。
平成15年7月から平成19年6月まで社団法人音楽制作者連盟理事長に就任。
文筆活動は、出身地の岡崎に由来して「糟谷岡崎堂」で行う。
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いい天気
2010年4月26日

いい天気だねえ。
いい天気ですなあ。
と挨拶をメールで交換した爽やかな風薫る初夏を楽しん
でいるような月曜日。
先週の4月半ばに徳之島で1万人が集まって基地反対集
会が開かれ、アメリカ側が地元の賛成がないところには
基地は動かせないとの基本姿勢を見せ、鳩山の隠し球的
代替え案が一気にしょぼくれた。
こりゃいよいよ旧政権の自民党案のキャンプシュワブし
かないんじゃないか。あれはあれで5年も10年もかけ
て練った案なんだからと米国政府も日本政府も思った間
もなく、今度は沖縄で県内への基地移籍反対と9万人!
の大集会が開催されてしまって、普天間はどこにもいけ
なくなって、にっちもさっちもいかなくなって、さあい
よいよ約束の賞味期限正念場の5月に突入するが、日本
の安全はどう保障されるのかまったくわからないまま、
お天気だけはひたすら爽やかな今日だった。
こんな天気が良い日は辻立ちには最適であるが、ところ
が民主党員は辻に立てないね。立てば道行く人に、普天
間はどうなるんだァ? と聞かれるし、
鳩山は12億円もおふくろからもらっていて知らなかっ
たって言うのは本当のことかァ? と聞かれるし、
小沢は秘書の逮捕についていったいどう考えてるんだ?
政治資金規正法に基づかない資金で購入した土地問題を
いったいどう考えてるんだァ? 
と聞かれてもなにも答えられないんだから辻には立てっ
こないんだが、そういう時こそ野党の自民党員が全員選
挙区の辻に立って政権をぼこぼこに攻撃すればきっと参
院選にいいにもかかわらず誰も辻に立っていないんだか
ら、まあ、この与党ボケぶりじゃ後は自滅街道ひた走り
で消滅するしかないんだろうとしか思えないまま、ひた
すら爽やかな天気の今日だった。
こんな日はボブ・ディランをひたすら聴いて過ごそう。
そしてこんな日は、
「140㌘の塩と7㌘のおもりと2㌘のおもりが1つず
 つあります。
 上皿天秤秤を3回使って、この塩を90㌘と50㌘に
 とり分けるにはどうしたらいいでしょう?」
という問題をひたすら解いて過ごそう。

追申:会社でSとFとMともう一人のSとわたしの5人
   でかかって夕方6時前にやっと解けました。ちな
   みにこの問題は中学の数学の問題で制限時間は1
   分間だそうです。しかも回答はひとつだけでなく
   いくつもあります。
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by kasuya_senji | 2010-04-26 20:01 | Comments(0)
さいねんちょー
2010年4月10日

集まった1万人のなかで一番のおっさんは俺だったろう。
全ての人に面体したわけじゃないがこれには自信がある。
横浜アリーナでおこなわれたレディー・ガガのコンサー
ト。前座のセミ・プレッシャーズ・ウエポンズが以外と
おもしろくて主役が登場する前から気分は大盛り上がり。
こんな前座は貴重だよ。自分を主張しながら主役の登場
を煽りまくり、それがまた自分を際だたせる。こんな前
座バンド大募集中だなとおもいながら見ていた。コンサ
ートや映画や舞台劇などは見るという字ではなく観ると
いう字が使われることが多いが、このバンドは観劇をす
るという世界ではなく見せ物的だから見るだろう。
明治時代から現代に至まで、すべての作家小説家評論家
が映画について書き残した文章を大全した本があるが、
映画なども今では観ると書かれるが夏目漱石は見ると書
いていたし、小林秀雄も見るだった。ドキュメンタリー
の教育映画じゃないんだから、アバターもアリスも見る
でいいんじゃないだろうかとも思いながら前座バンドを
見ていた。その音のうるさいこと。その音のきたないこ
と。その音のバランスのわるいことの全てがパンキッシ
ュできわもので見せ物で、もしこのバンドが小ぎれいな
音を出していたらなんてかっこ悪いんだろうと思えるよ
うな傍若無人ぶりがナイスで、俺が若かったらやっぱり
こういうバンドのボーカリストやりてーなって思った。
まあ見てるだけでこんな風に思うなんて、前座で盛りあ
がったってことだね。しかも、ガガの連呼で。ファック
の連呼で。こいつらウエポンズがリキッドルームでやる
なら見に行くぞーって思った。
前座が大うけしてひっこみ主役が登場する合間の時間に
ガガコスプレの女どもが会場のあちこちにいて、それに
お客さんが群がって記念写真を撮りまくっていた。どの
ライブ会場でもカメラは一応持ちこみ禁止で、ステージ
を撮るわけじゃないと言ってもあまりにも皆さんおおっ
ぴらに写真撮りまくりじゃありませんかと思っていたら、
いよいよ暗くなってガガ登場するとフラッシュがたかれ
まくって横浜アリーナの客席がティンカー・ベル状態に
なった。ピカピカピカピカピカピカピカピカピカピカ。
ガガネエサンの弁護士があるパブリッシャーの弁護士で
もあって、そのパブリッシャーの日本代表者から聞いた
ところによるとガガライブでは写真撮影OKだそうで、
ファンによって撮影された当日の模様はUチューブやU
ストリームなどを通じてほぼ同時に世界配信され、それ
がまた強烈なPRになっているんだそうだ。
しかし、ストリッパーであったり同性愛者援護者であっ
たりとそのキャラは際だちすぎていて「わっかりやすく」
女性ファンがガガが脱げば脱ぐほど盛りあがるなんてま
ことに現代的である。今のどの映画作家よりも現代を描
ききっている存在といっていいだろう。
しかし。客席にいた一番のおっさんは俺だった。
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by kasuya_senji | 2010-04-19 16:03 | Comments(2)
ガガ
2010年4月16日

安藤君清水君へ。

東京はあれから寒い毎日でしかも今日も雨です。
首すくめて歩くから肩凝ります。
友人の猫は4月も5月も大忙しのようですが、さてバン
ドの練習はいかがですか? バッチリですか?
車は車検切れで今日車屋が引き取りに来て、読もうと思
っていた「ロスト・シンボル」が入れっぱなしになった
まま引き取られていきました。でもラングドン教授がフ
リーメイソンにからむダン・ブラウンの本だから、別に
急いで読まなくてもいいかも。
それよりも、今読んでいる日本霊異記は凄まじいな、、
そうそう、アーサー・C・クラークの遺作のフェルマー
の最終定理はちとむつかしいから週末に読むのは控えよ
うと思っています。
明日の土曜日は横浜アリーナでレディー・ガガです。
ファーストアルバムを今聴いてますが、メロディー・ガ
ルドーやエイミー・ワインハウスを初めて聴いたときの
ようなガツンとくる感じはまったくないね。
結局明日はガがちゃんの肢体をご覧になるのみかと。
それも楽しみです。では。
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by kasuya_senji | 2010-04-16 18:05 | Comments(2)
たちあがれ!
2010年4月14日

平沼代議士と与謝野代議士が一緒になってそこに園田代
議士と藤井代議士と中川代議士が合流して平均年齢70
代の新党が結成されてそんな大人と言うよりもおじいさ
ん達が集まってさて名前をつけなきゃならないがわかり
やすく「ひらがな」でいこうと「たちあがれ日本」って
名づけたそうだがこの名前どう思います?って聞かれた
みんなの党の渡邊喜実代表は
「え? なんて言ったァ? たちがれ日本?」
って答えたそうだがボケたのか毒づいたのかわかりませ
んが「たちあがれ」よりも「たちがれ」のほうがまさに
似合ってるとしかおもえないこの新党のゆく先はいった
いぼくたちの未来のどこなんだろう。

一国を代表する者が約束したことが守られなかったとし
てもそんなに重要なことじゃないと国会で発言したのが
小泉で、あれ以降、安倍、福田、麻生とわれわれに約束
したことが次から次へと守られなくなっても平気になっ
てきてしまっているが、鳩山に至ってはその発言は約束
をする前からできない言い訳をしてるがごとくの始末で、
民主党小沢とのダーティーコンビぶりはグレート東郷&
タイガージェットシン組そのもので、そんな人間に国を
任せているおれ達がバカとしか思えなくなってきた。
あーいったいどうすればいいんだろう、、、
という嘆きを聞いた神様が贈り届けたのが「たちあがれ
日本」であったとすれば、神様はなにかを聞き間違がっ
たったんじゃないだろうか。おれ達が欲しかったのは、
これからの20年30年先のいや100年先の日本を引
っぱっていこうとする青年集団であって、次の選挙では
年齢制限にひっかかって公認が得られませーんという人
達のかたまりではなかったんだけどなあ、、、
でもわたしは最近、賢者の言葉を大事に生きていきたい
と考えているから中国ではないが老人を大切にしたい。
聞く耳をもとうじゃないか。
日本の安全保障はじいさま達はどう考えているんだろう
ね。まずはそれをお聞きしないとね。
世界最大の人口を有するアジアは、タイ、キルギス、イ
ラク、アフガニスタン、パキスタン、北朝鮮と今や世界
の火薬庫で、そのアジアの中の日本の安全保障政策をど
う考えているのかって聞きたいところだな。平沼、石原
がいるんで古くさーい右翼チックなものであるんじゃな
かろうかと想像はしているが一応は聞いてみたいね。
なにせ、県外。年末。年度末。5月。日米安全保障と言
ってるだけで日本の安全をどう保障する政策なのかとい
う考えはまったく聞いてないんでねグレート東郷・タイ
ガージェットシン組からは。
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by kasuya_senji | 2010-04-14 14:04 | Comments(1)
サクラ
2010年4月5日

4月3日の土曜日はおふくろを見舞おうとサクラ咲く岡
崎へ。見舞いと云っても80歳を半ばにして頭も意識も
健常そのものだから、元気なおふくろに会いに行くとい
うことである。
東京駅からひかり号にのり、豊橋から名鉄特別特急で東
岡崎へ。先頭車両がパノラマカーの指定席になっていて、
わたしはいつも350円の特別料金を払ってパノラマカ
ーにのる。線路の上を電車が滑るように走り景色が前へ
後へ走り去るこのパースペクティブ感はまさに3D映画
館。これで350円は安いのだ。そんな展望席は子供向
けサービスであると思っているのか、2両目の通常車両
の指定席に乗っている人達がいるのが信じられない。
わたしはこどものころから名鉄特急のパノラマカーが大
好きだった。小学校4年の社会科の教科書に日本の鉄道
・国鉄の話が載っていて、特急の運転手の
「名古屋から併走する名鉄特急の速さにはとてもかなわ
 ない」
という話にとても誇らしさを感じたものだった。その誇
るべく名鉄特急が赤い車両のパノラマカーで、その誇ら
しさというのは郷土の誇りといったものだったのかもし
れない。
東岡崎で黒いスーツの呉服屋のYの出迎えをうける。ひ
かり号を降りた豊橋駅のホームに黒服の男が5人にいて、
新幹線から降り立った黒服3人組を、おつかれさまです! 
と出迎えていた光景を見たばかりだったので呉服屋のY
の黒服がおかしかった。
へい! Y君よう。今日は週末の土曜日だぜ。黒服はな
いんじゃないかい?
と思ったわたしも黒のスーツだった。
ようお元気? 
しばらくだったねえ? 
昼にしようじゃないか?
と町中はずれにある蕎麦屋「みやかわ」へ。「みかわや」
ではありません。この店はDDRの安藤さんに教えても
らった老舗の蕎麦屋ではなく近ごろ開かれた新規の店。
「あたらしい店なんですね」
と若いおかみさんに聞くと、
「東京でそば打ちを修行した主人が、都会ではなく田舎
 で店を開きたいというので、わたしの実家を改築して
 はじめました」という。
都会で育ち都会で修行した若者が田舎で自分の店を開く
というのは、きれいな水と空気と新鮮な素材を求めての
ことだろうが、世の中の価値観が大きく変わろうとして
いるのだろう。しかし、東京ではなく田舎の岡崎のその
また町の外れというか人通りもまったくない村のはずれ
で店を開こうなんて並大抵の度胸ではない。まさに修行
したその腕に自信があってこそのことだと思うので、で
はお手並み拝見させてもらおうじゃないか。通常のそば
と殻をつけたまま挽いた黒みがかったそばをセットにし
た2色そばを食う。香りがぷんぷんとしてなんとまあそ
れはそれは美味いそばでありました。
いやはや麻布のお亀の倅はここで修行せにゃならんな。
とりあえず岡崎に帰ったときに、そばに不自由すること
はなくなったし、そば好きの大野君にわしらが田舎にも
こんなにうまいそば屋があるぜと自慢できるというもの
だ。

そば屋からその田舎道をどんどん山に登ると岡崎総合グ
ランドがあり美術館がある。そこで近代の日本美人画の
特別展を観賞。鏑木清方、竹下夢二など明治大正昭和の
画家による肉筆の美人画は、あの時代のミスユニバース
日本代表を見ているような気分があった。しかし、鏑木
せんせいの描く女性のモデルは皆おなじ人のようで、そ
の顔立ちは知り合いのH嬢にそっくりであった。
絵に描かれた美人達はみな着姿。
この帯のモダンさはどうだ!
金と茶の市松じゃないか!
このちらりと覗く襦袢の柄はなんて派手なんだろう。
この着物は実際にモデルが着ていたのかそれとも画家の
想像の産物なのか。しかし、買うとすれば当時いくらで
現代ならいったいいくらするのかねえ。
などと画の中に息づく美人のみならず着物や襦袢や帯の
値踏みも忘れずに観賞した。次回はYと一緒に和服で観
賞したいものだ。そうすりゃ絵の中と外がぐっと近づく
にちがいない。
美術館をでて町に戻りいつもの珈琲屋へ。
実家に帰りおふくろさんに挨拶をした後は興南高校と日
大三高の選抜高校野球決勝戦を観戦。最後はあれだけミ
スをしなかった日大三高がミスにより負けたのが印象的
だったが、沖縄県の高校が優勝したことはなんだか嬉し
かった。さすがに高校生だけに優勝インタビューで
「普天間基地県外移籍!」
などとは叫ぶものではないから、おかだっちもはとやま
っちも安心したのではないか。
夜は岡崎公園の満開の夜桜見物。
岡崎城、堀、川の土手に桜が満開だった。城の南を流れ
る菅生川は天然の大濠ともいうべき防御上の要点だが、
その河原では夏は花火大会が開催され、春は花見客の為
にというか客を目当てに屋台がずらりと並べられ、市民
の憩いの場所となっている。
屋台の通りは100メートルも続くだろうが、地元には
すでに香具師はいなく、京都大阪静岡、遠くは広島福島
からも出張ってくる。喜多方ラーメン屋、広島風お好み
焼き、富士宮焼きそばなどがそうだろう。めずらしいと
ころでは京都からやってきた焼き栗屋。その名も「京都
式圧力釜焼き栗・おくり」などというのもあった。
にいちゃん2人で忙しく、釜で栗を焼き、試食させ、売
っているが京都弁をつこうてた。写真撮らせてくれない
かと携帯でパチリ。照れたようないい顔をしてくれた。
夜に火が灯った屋台の晴れやかさの中にある淋しさはい
ったいなんだろう。祭りから祭りへと人混みを求めて移
動し一期一会で出会い別れてゆく流浪の民の末裔の人々
の醸し出す哀しさからくるものなのだろうか。さすがに
現代の岡崎公園には、おおいたちと書かれたかんばんに
釣られてテントに入れば大きな板にべっとりと血がつい
ていたり親の因果が子に報いと手の指がくっついた牛娘
の見せ物があったりはなく、テントの中で空中ブランコ
が揺れ巨大な鉄編みの中をモーターバイクが大回転する
木下大サーカスなどの興業もなく、それらすべては昔の
夢と化してしまったけれど、子どもの頃からそういった
興業に生きる人々はいつもどこか遠くの世界から町へや
って来てまた遠くへ去っていっくのだった。その印象は
影絵のようであり、もの悲しく、祭りの真っ最中にも祭
りの後の淋しさが漂っていた。
公園の満開の桜の下を鈴木清順の「喧嘩エレジー」を思
い浮かべながら歩いた。
京都式圧力栗焼き釜で焼いた栗を買ってニューグランド
ホテルのバーに顔をだし土産だよと渡すと、
「お知らせがあります。来週から名古屋のバーで働くこ
 とになりました」
とバーテンダーのケンちゃんがいう。親父が亡くなる前
からこのホテルのバーに通ったが、バーテンダーと別れ
るのはこれで3人目である。
1人目はイバちゃんで彼女は30代の若さでこの世を去
った。バーテンダーという仕事をやりたくて女でもでき
ると認められたくてロンドンやスコットランドまで修行
に行き、やっと岡崎ニューグランドホテルのバーにイバ
ありとその存在を知られてきたある夏の日、彼氏に会い
に大阪まで車を飛ばし事故死してしまった。
2番目はイバちゃんの弟子のアンドー。彼女は学生バー
テンダーだったから去年卒業して岡崎を離れた。そして
イバちゃんの最後の弟子のケンちゃんもこのバーを去る
という。これでこのバーの知り合いは誰もいなくなって
しまうのだ。みんな、桜が散るように去っていくんだな
と思った。
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by kasuya_senji | 2010-04-05 20:49 | Comments(0)
珈琲でレトロ
2010年4月1日

その昔。岡崎にジャズが流れカウンターにサイフォンが
ずらっと並んでいた喫茶店があった。こどもにはジャズ
など分からず、主題以外はアドリブだなどと言われても
なお分からず、夏休みに東京から帰って来た大学生がそ
の喫茶店にたむろし青山だの渋谷だのお茶の水だのと東
京の話をし、カウンターでジャズを聞きながら、やはり
マル・ウオルドンだね、いやコルトレーンだマイルスだ
と熱っぽく語りながら珈琲を飲んでいる姿はめちゃくち
ゃ大人っぽく、格好良く、憧れたものだった。
東京の大学生になりジャズも聴くようになり、夏休みに
岡崎に帰るとその喫茶店にたむろするようになった。そ
の店で好きだった彼女にふられたり、言いよられた娘に
冷たい態度を取ったりして(そんなこともあったのが今
では信じられないが)わたしも大人になった。喫茶店は
今はなく、あの頃のことは夢のまた夢と消えてしまった
けれど、今も思いでの中ではジャズが流れサイフォンで
コーヒーが入れられている。
先日岡崎の実家に帰り、妹に入れてもらった珈琲を飲み
ながらそんなことを思いだしたものだから、呉服屋のY
にサイフォン求むんだがねと電話すると、日名(ひな)
のなんとかというショッピングモールにある珈琲屋でサ
イフォンが買えると教えてくれたから、あんたもついて
きなさいとYを誘って(実際にはYに先導されて)購入
し、思いでのサイフォンは現実の物になり、わたしの目
の前で薫り高い珈琲ができあがろうとしている。音を選
ばなければならぬぞよ。
あの時代よろしくMJQも良し。
ミルト・ジャクソンにはしばらくお目にかかってないが
お元気か?
ハービー・ハンコックの処女航海も良し。
朝風呂から上がってきた写真家のBに、愛媛のミカンジ
ュース、フライドエッグ&ベーコン、カフェオレに処女
航海で朝飯を用意したら、これでサラダがあれば言うこ
と無しと追加注文されたっけ。
セロニアス・モンクでバグスグルーブもありだ。
モンクがマイルス嫌いで、いや逆だったか。いずれにせ
よモンクもマイルスも人好きするタイプではなく、一緒
に仕事をすればかならず後でもめたから、スタジオで一
緒にするとろくな事にはならないと、たしかこの曲は当
時はめずらしくマイルスのトランペットだけ後でダビン
グされた物である。なんて話をジャズ喫茶のマスターか
ら聞いたのはいつのころのことだったかしら。
マイルスの死刑台のエレベーターは文句なし。
わたしとマイルスを比べるつもりは毛頭ないが、このレ
コードを聴いてそのノンビブラートに度肝を抜かれちま
ったわたしはトランペットなど辞めようとブラスバンド
を去ったのだった、、、
そうそうニューヨーク・ジャズ・トリオも悪くないね。
これはジャズ批評誌による2009年ベストレコードだ
が、あたらしいものも悪くないね。
などとジャズ喫茶のオヤジになったような、、、、
レトロなアナログな毎日なのであります。
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by kasuya_senji | 2010-04-01 18:36 | Comments(0)

 
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