クリスマスあたりの日々
コメントに日祝祭日はブログはお休みなんですねと書き込みをい
ただきましたが、そうなんです。家にはPCの環境があるのです
が、あくまでも家族ユースで、主に子供たちのマシンでありまし
て仕事を離れた私はいっさいさわっていません。旅にもノートブ
ックも持ち歩かないので、休み日だけでなく事務所を離れるとブ
ログはやりません。あとで、メモや記憶をたよりに数日分をアッ
プするという書き方です。今年は、28日から冬休みに入ります
ので、年末年始、岡崎堂は開店休業状態に入ります。
今日もクリスマスあたりの数日分の書き込みとなります。
22日の寒波到来の風の冷たい夜。溜池の某レコード会社のN専
務と1年間の互いの仕事に感謝して、西麻布の外れにある寿司屋
で二人だけの忘年会。
初めて行く店だったが、以前よく通っていた寿司屋が立ち退いて
別の場所に移り、その跡地に立てられた小振りなビルの2階にあ
る寿司屋で、そのあたりは土地勘がありすぐわかった。開店1年
ほどの新装の店で、N専務が推薦どおりのいい店だった。
つまみと肴と寿司に合わせてビールと日本酒と2種類のワインで
年忘れ。
客のほとんどが男連れ女連れで、男二人でいたのは我々だけだっ
た。年の瀬の寒い夜にナイスなカップルが素敵な夜を過ごそうと
顔を出した小粋な隠れ家のような寿司屋のカウンターの真ん中に
いかにも不良そうな大人がデン!と居座っていたという図柄だっ
たな。
N専務とは俳句仲間だが、その夜は句は詠まずクラブへはしごし
てダーツで遊ぶ。N専務はダーツがお得意のようだったが、その
日は岡崎堂の1人勝ち。1回目は480点を出し、店のオンナど
もに大受けをし、調子に乗っての2回目は500点を超える成績
で、あまり真剣に投げたから、後日、腕の内側の筋肉が痛かった。
なにごともど真ん中でいきましょうと来年の飛躍を約束してN専
務と別れた。
24日のクリスマス・イブは、友人の子供のクリスマスプレゼン
トを買いにデズニーランド・イクスピアリへ。クリスマス商品は
もう置いてありませんと云われたが、いいものが見つかって配送
手配をした。
ティム・バートンの『ナイトメアービフォークリスマス』の骸骨
のサンタクロースを発見して、家庭用にと手に入れる。これは娘
にウケタな。かみさんとイクスピアリでランチ。敵はサラダラン
チに当方はカルボナーラ。近所のスパゲッティー屋のカルボナー
ラよりうまかった。だいたい近所にはろくなスパゲッティー屋が
ないが、そんなことは、まあ、いいか。行かなきゃいいんだから。
25日のクリスマスは、娘の来年の成人式用の髪飾りを買いに、
午後、日本橋三越へ。
成人式に髪に飾るべく当の本人は「クリスマスだものー」とボー
イフレンドと朝からどこかへ出かけてしまい、本人不在のまま、
あれがいい、これはどうかなと目星をつける。
ついでといってはナンだが、かみさんが欲しがっていた靴を見つ
けたのでプレゼント。
ついでといってはナンだが、自分用のコートも自分でプレゼント。
三越9階に「麻布十番満点星レストラン」があったので、ここの
名物のオムライスで遅めのランチをしないかと誘い店に入るが、
かみさんはロールキャベツランチ。当方はビーフシチューランチ
と、長く一緒にいると、どうも一筋縄ではいかなくなるようだ。
三越を出て、裏手にまわり下山事件のライカビルをさがしたが見
つからなかった。表通りに出ると「島根物産館」があったので中
に入ってみると、焼いた小鰺が入り口近くで売られていて店中が
焼き魚の匂いで充満していて、乾物屋さんの軒先のようであった。
正月の雑煮のダシによかろうとはおもったが、なんだかクリスマ
スの買い物ではなさそうな気がして、焼き小鰺は買わなかった。
クリスマス、年末の買い物客で三越の駐車場は50分待ちだった
が、裏通りのその横のそのまた裏の小道にナイスなパーキングを
発見。これは使い勝手がありそうだ。