2006年12月21日
あぶないところだった。と、さも危機を素早い対処で乗
り切ったようなことを書きましたが、ここ3日ほど風邪
とやりとりが続いていました。
土曜日に沈み、
日曜日には更に沈み、
月曜日は蘇生したかにみえたが、
火曜日の午前は完沈状態。
午後になって回復の兆しがあり、妙に元気を回復。
で、その日は布袋&スタッフと遠出して、星座を眺め夜
遅くまで語りあかす。オリオン座がきれいだった。
水曜日は、喉に痛みを覚え、午前中の仕事を終え、午後
は早引け。亀田を見て早寝。禁酒禁煙。
そして木曜日の今日は、小康状態をとりもどし、音制連
の新年号への原稿書き。明けてもいないのに、明けまし
ておめでとうの原稿もイマイチ真実味がないなあ。
そして、音制連20周年記念事業・音制連20年史への
巻頭のご挨拶の原稿の寄稿。その間に来客有り。
誰もが、風邪だいじょうぶですかァと気を遣ってくれる。
ありがたいこっちゃと感謝しながら、来客で中断された
原稿書きに、また没頭していると、知らぬ間にくわえタ
バコで書いている。こりゃ、また、明日は咽イガイガか。
昼食に近所のそば屋から「カレー南蛮うどん」を出前で
とり、痛い咽を香辛料で洗い、一息入れメールを開くと、
ロンドンの友人からメリークリスマスとメールが届いて
いた。
なにやら、賢者の言葉が並べたてられていたが、きっと
2重3重の意味が隠されているにちがいない。シニカル
なイギリス人の性格上一筋縄ではいくわけがないからな。
中には難解なものもあった。そこで、わたくしは、難解
返しと洒落込み、ニューヨーク・アクターズ・スクール・
インタビュー恒例の最後の質問、
「天国では神になんと言われて迎えられたいか」
と聞かれたピーター・フォークが、刑事コロンボの常套
句で、
「その靴いくらしましたか?」
と答えたエピソードを送り返しておいたが、これなどは
イギリス人の奴にしてみれば難解だろうと一人ほくそ笑
む。その前にわたくしの英語の文章がおぼつかないので、
さらに難解になること請け合いでしょう。
今年の聖なる夜は誰と過ごすのかな君たちは。
わたくしは、星に導かれてベツレヘムの馬小屋にやって
きた東方三博士のように、救世主の誕生をしずかに祝福
するのみでありましょう。アーメン。